スキンケア

ニキビ肌のメンズに乳液は必要?乳液を使うときのポイントや選び方を紹介!

「乳液はニキビに悪い?」「脂っぽい肌のメンズにも乳液は必要?」と疑問に感じたことはありませんか。

油分が含まれるしっとりとした質感から、ニキビ肌のメンズに乳液は不必要と考える方も多いと思います。

しかし、ニキビ対策には保湿が欠かせないので、ぜひ乳液は使用していただきたいアイテムです。

本記事では、ニキビ肌のメンズに乳液が必要な理由や、使用するときのポイント、選び方をご紹介します。

ニキビができる原因についても解説していますので、ぜひ本記事を参考に乳液を使用してくださいね。

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ニキビができる原因

繰り返しできるニキビに悩まされる方も多いのではないでしょうか?

そもそも、なぜニキビができてしまうのか、原因を知ることで対策ができます。

ここでは、ニキビができる原因を3つご紹介します。

皮脂の過剰な分泌

ホルモンの影響や、肌の乾燥によって皮脂が過剰に分泌されると、ニキビができやすくなります。

思春期になると男性ホルモンの分泌が活発になることや、栄養バランスの乱れ、睡眠不足などの悪い生活習慣によって、皮脂分泌が増えるのです

また、顔のテカリやベタつきが気になって、洗顔をしすぎたり、あぶらとり紙を使い過ぎたりすることもあるでしょう。

そうすると、油分の取り過ぎで肌が乾燥してしまい、かえって皮脂が多く出てしまうこともあります。

このように、皮脂が過剰に分泌されるとニキビの元となるのです。

毛穴の詰まり

毛穴が詰まることで、ニキビができやすい状態になります。

肌はターンオーバーという、新しい皮膚細胞が生まれ、古くなった角質が自然に剥がれ落ちる仕組みを持っています。

しかし、何らかの原因でターンオーバーが乱れ、剥がれ落ちるべき角質が肌に残ったままになると、毛穴にふたをするような形で詰まってしまうのです

また、BBクリームや日焼け止めなどが、クレンジングで落としきれずに毛穴が詰まり、ニキビができることもあります。

アクネ菌の増加

肌にアクネ菌が増加することで、ニキビができやすくなります。

悪い菌というイメージを持つ方が多いアクネ菌ですが、ニキビがない人の肌にもいる常在菌なので、適度に存在する分には問題ありません。

しかし、毛穴が詰まることで皮脂の出口がなくなると、アクネ菌が毛穴に溜まってしまいます

結果的にアクネ菌が増殖して炎症を起こし、ニキビになるのです。

ニキビ肌のメンズに乳液が必要な理由

「乳液はベタベタするから、あまり使いたくない」という方もいるかもしれません。

しかし、ニキビを予防するためには、乳液の使用が欠かせません。

ここでは、ニキビ肌の男性に乳液が必要な理由を2つご紹介します。

保湿不足でニキビができやすい

保湿不足による乾燥で、ニキビができやすくなっている男性が多くいます。

男性の肌は、女性と比べると脂っぽいため、ベタつきやテカリを気にして保湿をしない人が多くいるのです

しかし、男性の肌は水分量が低く蒸発しやすいため、乾燥しやすい特徴を持っています。

乾燥が進むと、肌表面の角質が厚く硬くなり、毛穴が詰まってニキビができてしまうこともあります。

そのため、ニキビを防ぎたい男性は、しっかりと乳液で保湿する必要があるのです。

ヒゲ剃りで肌が荒れやすい

男性は毎日ヒゲ剃りをするので、肌が荒れてニキビができやすい人が多くいます。

とくに、カミソリを使用する人は、気が付かない間に刃先で肌の角質層を傷付けてしまい、雑菌が繁殖することがあります

また、ヒゲ剃りをすることで肌が荒れやすくなると、乾燥によってニキビができやすくなってしまうのです。

ヒゲ剃りは毎日行うものなので、「ヒゲを剃り→肌が乾燥→ニキビができる」という悪循環の繰り返しになります。

このため、ヒゲ剃りを行った後は、乾燥を防ぐために乳液を使用して、しっかりと保湿する必要があるのです。

乳液の役割とは

乳液は保湿するものというイメージがあると思いますが、それ以外にも目的があります。

ここでは、乳液の役割を2つご紹介します。

化粧水後の水分蒸発を防ぐ

洗顔後に使用する化粧水は、肌に水分を補充する目的があるのに対し、乳液は肌の保湿に大切な水分の蒸発を防ぐ効果が期待できます

しかし、化粧水を付けた後に何も付けないと、せっかく補充した水分が蒸発してしまうのです。

そこに、適度に油分を含んだ乳液を付けることで、肌の水分蒸発を防ぐ効果が期待できます。

肌に油分の膜を作ることで、空気の乾燥に負けず、肌に水分を溜めておけるのです。

なめらかな肌に導く

乾燥などで硬くなってしまった肌をなめらかにすることも、乳液の役割です。

肌表面の角層を乳液に含まれる油分でやわらかくすることで、ツルツルな質感になるのです

これは化粧水の水分だけではできない、乳液ならではの役割と言えます。

乳液を使うときのポイント

忙しい毎日の中で、適当に乳液を塗ることもあるかもしれません。

しかし、乳液の塗り方のポイントを押さえるだけで、ニキビができやすい肌をよりいたわることができます。

ここでは、乳液を塗るときのポイントを3つご紹介します。

ぜひ、今日から実践してみてくださいね。

化粧水が浸透した後に付ける

化粧水が肌に浸透したのを確認した後に、乳液を付けましょう。

乳液は肌に油分の膜を作ることで、水分蒸発を防ぐ目的があります

そのため、肌表面に水分が残っている状態で付けると、化粧水と乳液両方の効果が半減してしまうのです。

一方、化粧水を付けた後に時間を置き過ぎても、水分が蒸発し乾燥してしまいます。

化粧水を付けた後は、手を顔にやさしく密着させ、肌が手のひらに吸い付くような感覚があれば浸透した証拠です。

そのサインを感じた後に、乳液を付けましょう。

使用量をきちんと守る

使用量をきちんと守らなければ、乳液の効果が半減してしまいます。

量が多すぎると油分過多で肌表面に乳液が残ってしまい、少なすぎると量が足りず、肌に水分の蒸発を防ぐための膜を作れません。

使用量は、10円玉程度を目安にしましょう

ただし、メーカーによって使用量が異なるため、パッケージの使用方法を確認することも大切です。

塗るときにこすらない

乳液を塗るときは、絶対に手でこすらないようにしましょう。

浸透させたいからといって、手でゴシゴシとこすってしまうと、摩擦となって肌を守るためのバリア機能が低下してしまいます。

そうなると、紫外線の影響を受けやすくなったり、乾燥で潤いが逃げてニキビができやすくなったりします。

乳液を塗るときは、まず手のひらに満遍なく伸ばし、顔にやさしく密着させるようにしましょう

手はスライドしないように、密着させる部分を少しずつ移動させるのがコツです。

ニキビ肌の乳液の選び方

ニキビ肌に合う乳液を使用することで、ニキビの状態を落ち着かせるなど、やさしくいたわることができます。

ここでは、ニキビ肌のための乳液の選び方を3つご紹介します。

抗炎症・殺菌作用のある薬用化粧品を選ぶ

ニキビ肌には、抗炎症・殺菌作用のある薬用化粧品を選びましょう。

薬用化粧品とは、効果・効能に有効な成分が一定の濃度で含まれる医薬部外品のスキンケア用品です。

抗炎症・殺菌作用のある乳液を使用することで、ニキビの状態を落ち着かせる効果が期待できます。

乳液を購入する際は、以下の成分が含まれているか、パッケージの成分表を確認しましょう。

  • グリチルリチン酸2K
  • グリチルリチン酸ステアリル
  • アラントイン
  • サリチル酸
  • イソプロピルメチルメチルフェノール

ニキビの元ができにくい処方のものを選ぶ

ニキビ肌の人は「ノンコメドジェニック」と呼ばれる、ニキビの元ができにくい処方の乳液を選びましょう。

ノンコメドジェニック製品には、コメドと呼ばれる毛穴が詰まった状態になりにくい成分が使用されています

ただし、すべての人にニキビができないというわけではありません。

乳液のパッケージに「ノンコメドジェニックテスト済」と記載されているものを選びましょう。

べたつきにくい乳液を選ぶ

べたつきが苦手なニキビ肌の人は、さらっとした使い心地の乳液を選ぶのも方法のひとつです。

ジェルタイプの乳液は、水分量が多く軽やかな質感なので、肌に馴染みやすい特徴があります

また、店頭でテスターを使用して、質感を試してみるのもおすすめです。

テクスチャーがみずみずしく、粘性が低い乳液は、さらっとしてべたつきにくい傾向があります。

ニキビ肌のメンズにおすすめの乳液3選

乳液は種類が豊富で、どれを選べばいいか悩んでしまいますよね。

そこで、ニキビ肌の方向けに抗炎症・殺菌作用成分が含まれるものや、べたつきにくいものを選びました。

ぜひ、乳液選びの参考にしてくださいね。

資生堂 IHADA 薬用クリアエマルジョン

出典:イハダ 薬用クリアエマルジョン|IHADA〈イハダ〉|資生堂 (shiseido.co.jp)

たっぷり潤うのに、さらっとした使用感が特徴の「資生堂 IHADA 薬用クリアエマルジョン」。

乾燥などの外部刺激から肌を守り、水分の蒸発を防げる乳液です。

抗炎症成分のグリチルリチン酸塩が配合されている薬用化粧品なので、ニキビや肌荒れを防ぐ効果が期待できます

また、トラネキサム酸が含まれており、シミやそばかすを防ぎたいという方にもぴったりです。

花王 キュレル 潤浸保湿乳液

出典:キュレル 潤浸保湿 乳液 | 花王公式通販 【My Kao Mall】 (kao-kirei.com)

ドラッグストアでも気軽に購入できる「花王 キュレル 潤浸保湿乳液」。

乾燥性敏感肌の方のために作られた無香料、無着色の薬用乳液です。

みずみずしいテクスチャーの乳液には、セラミドが配合されており、しっかりと潤いを与えます

また、消炎剤のアラントインが含まれており、肌荒れを防ぐ効果も期待できます。

 

FANCEL アクネケア ジェル乳液

出典:【化粧品】アクネケア ジェル乳液<医薬部外品>│ファンケルオンライ(fancl.co.jp)

ニキビ肌に悩む方向けに作られた「FANCEL アクネジェル乳液」。

ゆらぎやすい肌のために、防腐剤・合成香料・合成色素・殺菌剤が不使用のジェルタイプ乳液です。

グリチルリチン酸2kが配合されているので、ニキビの炎症を落ち着かせる効果が期待できます

また、ノンコメドジェニックテスト済みで、ニキビができにくい処方なのも嬉しいポイントです。

ヒアルロン酸やセージエキスが含まれているため、しっかりと保湿できます。

ニキビ対策には保湿が欠かせない!乳液で肌ケアをしよう!

本記事では、ニキビ肌のメンズに乳液が必要な理由や、使用するときのポイント、選び方をご紹介しました。

ニキビは皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増加によってできます。

とくに、男性は保湿不足やヒゲ剃りの影響で、肌が荒れてニキビができやすいので、乳液での保湿ケアが必要です。

また、ニキビケアの乳液を選ぶ際は、炎症を抑える効果が期待できるものや、ニキビをできにくくする処方のものがおすすめです。

ぜひ、自分に合った乳液を使用して、なめらかなツルツル肌をめざしましょう。

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