
ベタつき、テカリのほか、ニキビにも悩まされるオイリー肌。皮脂分泌が活発なオイリー肌は、皮脂のケアと適度な保湿が必要です。
今回は、ニキビができやすいオイリー肌のメンズのために、ニキビの原因とオイリー肌にあわせたスキンケア方法を解説。さらに、ニキビと皮脂にアプローチするおすすめのスキンケアアイテムを5つ紹介します。
オイリー肌とニキビの関係とは?原因を徹底解説!

皮脂は肌を保護するために必要なものですが、過剰に分泌されるとニキビの原因に。
皮脂は通常、毛穴を通して皮膚の表面に出てきます。しかし、汚れや古い角質が毛穴に詰まると、皮脂は毛穴の中で滞ります。
滞った皮脂は、皮脂をエサにする細菌の繁殖を促し、炎症や膿(うみ)などの症状が現れるのがニキビです。
オイリー肌は皮脂分泌量が多く毛穴も開きがちで、ニキビのできやすい環境がそろっています。ニキビを作らないためには、過剰な皮脂の分泌を抑えながら、肌を清潔に保ち細菌の増殖を防ぐことが大切です。
オイリー肌とは?その特徴と原因
オイリー肌とは、皮脂分泌が活発で水分量も多い肌のことです。ベタつきやテカリのほか、皮脂の過剰分泌によるトラブルを引き起こしやすい傾向に。
ただし、メンズの肌は女性に比べて水分量が少ないため、オイリー肌でも実は乾燥しやすいのが特徴です。水分量が足りないと、肌は不足分を補うために皮脂を分泌します。
このように、水分と皮脂のバランスが乱れるとオイリー肌に傾いてしまうのです。
生活習慣の乱れがニキビを悪化させる理由
ニキビは生活習慣の乱れも大きな影響を与えます。ニキビはホルモンバランスとの関係が深く、生活習慣の乱れはホルモンの正常な分泌を妨げます。
さらに、ホルモンバランスの乱れは皮膚代謝の乱れも引き起こし、毛穴のつまりや皮脂の過剰分泌を招くことも。
毛穴がつまると皮脂の排出がスムーズにいかず、細菌が増殖して炎症を起こします。これが進行すると、赤く炎症したニキビや、黄色く膿んだニキビの悪化につながるのです。
間違ったスキンケアがニキビを悪化させることも
皮脂を取り除こうとして脱脂力の強い洗顔料を使い続けると、かえってニキビを悪化させる可能性も。過剰な洗顔は肌の水分を奪って乾燥し、皮脂分泌が活発になってしまうのです。
また、ベタつきが嫌で洗顔後に何もつけないでいると、肌の水分が不足して乾燥状態に。乾燥すると肌の新陳代謝が乱れ、ニキビの治りが遅くなってしまうこともあります。
生活習慣を改善してオイリー肌とニキビを予防する方法

ニキビを作らないためには、規則正しい生活の実践はとても大切。生活習慣を改善するためには、以下のような対策がポイントです。
食生活が与える影響と改善ポイント
栄養バランスの整った食事は、健康的な肌を作るための重要なポイントです。3大栄養素のタンパク質・炭水化物・脂質はもちろん、ビタミンやミネラルも積極的にとりましょう。
一方、辛い料理は毛穴を広げて皮脂分泌を活発にするため食べすぎに注意が必要です。また、揚げ物や脂肪分の多い食べ物も、皮脂分泌を促す要因の一つです。
脂質は大切な栄養素ですが、摂取量に気をつけましょう。
ストレスと睡眠の重要性
ストレスは体内で活性酸素を増加させ、肌にも悪影響を及ぼします。ストレスを感じたら、リラックスするための時間を持つことが大切です。
また、睡眠不足は免疫力の低下につながり、ホルモンバランスも乱れて皮脂分泌を活発させる要因に。質のよい睡眠を心がけ、ストレスは適度に解消するようにしましょう。
オイリー肌に効果的!メンズ向けスキンケアの基本ステップ

オイリー肌のスキンケアは、過剰な皮脂を取り除くことと、水分を中心とした保湿が肝心です。
以下に、オイリー肌に合わせたスキンケアの基本ステップを紹介します。オイリー肌の改善とニキビの予防に取り組んでいきましょう。
オイリー肌に最適な洗顔方法
まず、洗顔料をつける前に、水かぬるま湯で顔をすすいでホコリや汗を洗い流します。
次に、洗顔料をしっかりと泡立てて、泡で優しく洗いましょう。肌を強くこすると、今あるニキビを刺激して悪化させる可能性があります。
すすぐ際は、洗い残しのないようにしっかりと行いましょう。また、洗顔後は清潔なタオルを使い、水滴を軽く押さえるように優しく拭き取ります。
保湿の重要性と正しい方法
保湿はバリア機能を整えて肌の乾燥を防ぐとともに、ニキビの進行を抑えるのに大切です。
洗顔後すぐに保湿アイテムを使い、肌の水分を逃さないようにしましょう。
保湿剤をつけるときは、肌をたたいたり擦ったりせずに、丁寧に優しくなじませます。肌の上を軽くなでるように、スーッと伸ばしながらつけるのがポイントです。
オイリー肌におすすめ!メンズ向けニキビ対策スキンケアアイテム

オイリー肌には、皮脂とニキビ対策ができるスキンケアアイテムをおすすめします。
皮脂量をコントロールしたり、ニキビを予防する成分が配合されたものなど、種類はさまざま。以下に、洗顔料や保湿剤の選び方とオイリー肌に適したアイテムを紹介します。
オイルフリー洗顔料のおすすめ
オイリー肌は、油分を使用していないオイルフリー処方の洗顔料を選びましょう。
余分な皮脂を取り除き、クリアな肌に導くオイルフリーの洗顔料は、さっぱりとした使い心地が特徴です。
また、ニキビ予防には毛穴のケアも重要。毛穴に詰まった角栓を柔らかくして除去したり、汚れを吸着させたりする製法や成分が配合されたものもおすすめです。
オルビス クリアフルウォッシュ

濃密泡が特徴の低刺激性洗顔料。毛穴の汚れを浮かして取る「角栓オフ処方」で、使うたびにスルンとクリアな肌へ。
同じ所に繰り返しできるニキビや毛穴の目立ちが気になる方におすすめです。アレルギーテスト、敏感肌のパッチテスト済みで、刺激に弱い肌でも使いやすいでしょう。
皮脂をコントロールする化粧水
オイリー肌の化粧水は、水分保湿と皮脂をコントロールするものがおすすめです。
肌を引き締めて整える「収れん作用」のあるものは、清涼感のある使い心地で、主な成分はエタノールや植物エキスなど。
また、ビタミンCは皮脂抑制や毛穴へのアプローチが期待されている成分です。成分や使い心地で選んでみましょう。
キュレル 皮脂トラブルケア化粧水

オイルフリー処方で、乾燥と皮脂トラブルにフォーカスしたアイテム。ベタつきを抑える成分と、保湿成分にユーカリエキスを配合し、みずみずしい滑らかな肌に整えます。
肌荒れを防ぐ消炎剤配合の医薬部外品で、ニキビ予防にアプローチ。乾燥と皮脂トラブルが気になる方におすすめ。オイリー肌の方は、一度は使ってみたい化粧水です。
ニキビ予防に効果的なクリーム
保湿しながらニキビ予防をしたいなら、クリームもおすすめ。ジェルに近いテクスチャーのものは油分が少なく、さっぱりとした使い心地が特徴です。
保湿剤は、ヒアルロン酸やセラミドなど、水分をキープして皮脂のバランスを整えるものを。また、皮膚を柔らかくする処方のものは、毛穴の詰まりや肌のゴワつきが気になる方におすすめです。
ファンケル アクネケア ジェル乳液

ファンケル独自の研究で、ニキビの原因はバリア機能を低下させる「ゆさぶり因子」と、古い角質が毛穴を塞ぐ「毛穴蓋」と解明。
水分と皮脂のバランスを保つ薬用ジェル乳液で、肌バリアを整えます。保湿成分としてヒアルロン酸を配合で、しっかりうるおいをキープ。なめらかに伸びるジェル乳液がうるおいのヴェールで肌を包みこみ、ツルンとした肌へ。
即効性のあるニキビケア!オイリー肌を改善するメンズ向け対策

ニキビ対策をしっかり行いたいなら、医薬部外品のほか、医薬品も視野に入れてみましょう。
医薬部外品で認められた有効成分には、抗炎症や殺菌効果など、ニキビ予防に効果的な成分があります。
また、治りの遅いニキビには、市販薬も検討してみましょう。ただし、薬品は慎重に選ぶ必要があるため、使用前に薬剤師や皮膚科専門医に相談することをおすすめします。
炎症を抑える成分入りアイテム
ニキビケアには、炎症を抑えたり、殺菌効果のある成分がおすすめです。
炎症を抑える主な成分は、CICA(ツボクサエキス)・グリチルリチン酸ジカリウム・アラントイン・グリチルレチン酸ステアリルなど。
また、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールは、ニキビの原因菌を殺菌するため予防に役立ちます。
ペアアクネクリームW

医薬品のペアアクネクリームは、ニキビのできた部分へのスポットケアに使用できます。鎮静と殺菌のダブルの効果でニキビを集中的にケア。ニキビの原因になるアクネ菌の増殖を抑え、炎症を鎮めて進行を防ぎます。
短期間で効果を実感できるケア方法
ニキビ治療薬を活用することで、より早くニキビにアプローチができるでしょう。治りの遅いニキビや、炎症によるかゆみなどの不快感を早く解消したいなら、医薬品が有効かもしれません。
ただし、医薬品で治すつもりが逆に悪化したりと、状態によっては適応が難しい場合もあるため、使用中は肌をよく観察しましょう。
クレアラシル ニキビ治療薬クリーム

殺菌・消炎・皮脂吸収の3つの力でニキビにアプローチ。アクネ菌を殺菌するほか、はれや赤みを抑えて皮脂を吸収し、皮脂のスムーズな排出を促します。
種類はニキビの赤みをカバーするベージュ色と、自然に見える白色の2タイプ。イオウの配合でニオイが気になるという口コミもありましたので、使用前に試すことをおすすめします。
オイリー肌を改善するトータルケアでニキビのできない肌をめざそう

ニキビ対策には、生活習慣の改善と適切なスキンケアの、両方からのアプローチが必要不可欠です。生活習慣では、バランスのよい食生活と質のよい睡眠を心がけましょう。
スキンケアでは洗顔と保湿を丁寧に行い、肌を清潔に保つことが大切です。
治りにくいニキビには、ニキビ治療薬の利用も検討してみましょう。医薬品を使う際は、事前に皮膚科医や薬剤師に相談し、適切な使い方の説明を受けるようおすすめします。
できることから一つひとつ実践して、これ以上ニキビを作らない、健やかな肌をめざしてみてくださいね。