「夕方になるとメイクが浮いている」「鏡を見ると顔が白浮きしている」といったことはありませんか。
せっかく綺麗な肌になるようファンデーションを塗ったにも関わらず、鏡を見て肌に馴染んでいないとガッカリしてしまいますよね。
男性のメイクが浮いてしまう原因は皮脂が多いなど、さまざまなことがありますが、しっかりとスキンケアしたり、メイクが崩れないようなグッズを使用したりすることで、メイクが浮かないようにできます。
そこで本記事では、メンズメイクが浮いてしまう原因や、浮かないようにする対処法について詳しく解説します。
メイクが浮いてしまったときの直し方も紹介していますので、是非参考にしてくださいね。
メンズメイクが浮く原因はなに？
「しっかりとメイクしたはずなのに、なんで浮いてしまうのだろう」と疑問に感じますよね。
メイクが浮いてしまうのは、男性ならではの皮脂量の問題やケア不足、ファンデーションの選び方や塗り方などが考えられます。
そこで、ここでは、メンズメイクが浮く原因について詳しく解説していきます。
今後のメイク浮きを防ぐためにも、自分に当てはまることはないかチェックしてみてくださいね。
皮脂量が多い
皮脂量が多いことで、メイクが浮いてしまう場合があります。
成人男性は女性と比べて約2倍の皮脂が分泌されており、年齢を重ねても皮脂量が減少しにくいと言われています。
そのため、朝メイクをしたときは綺麗な肌に仕上がったとしても、昼過ぎには皮脂が多く出て、油分とファンデーションが混ざってしまうのです。
中でも、皮脂が分泌しやすい鼻やおでこのメイクが浮いて見えることが多くあります。
毛穴汚れや角質が溜まっている
毛穴汚れや角質が溜まっていると、メイクが浮いて見えることがあります。
正常な肌はターンオーバーと言って、肌表面の古くなった角層が自然に剥がれ落ちていきます。
しかし、間違ったスキンケアや乱れた生活習慣を続けていると、毛穴汚れや角栓が詰まったり、自然に落ちるはずの角質が取れなかったりしてしまうのです。
こうしてごわついた肌は、メイクがフィットせずに浮いてしまい、綺麗な肌に見えにくくなります。
ファンデーションの色が合っていない
ファンデーションの色が合っていないと、メイクが浮いてしまいます。
メイクをした後の顔と首の色が異なることで、顔だけが浮いて見えるのです。
特に男性に多いのが、ファンデーションの白浮きです。
インターネットでファンデーションを購入する方は、テスターで試せないため、自分の肌の色と合わせるのが難しくなってしまいます。
「実際に塗ってみたら白かった」という経験がある方も多いかもしれません。
そのままの状態だと、いかにもファンデーションを塗っている感じが出て、自然に見えにくくなります。
ファンデーションの量が多い
ファンデーションの量を多く塗ってしまうことも、メイクの浮きに繋がります。
ニキビ跡や毛穴、青ヒゲなどの気になる部分を隠そうと、ファンデーションを多くつけることによって、肌が不自然に見えてしまうのです。
厚塗りになると素肌の質感がわからなくなり、違和感が出ることもあるので注意が必要です。
メンズメイクが浮かないようにする5つの対策法
さまざまな要因が引き金となってメイクが浮いてしまうものの、メイク前に肌の上の余分なものを落としたり、ファンデーションがフィットしやすくなる工夫をしたりすることで、メイクが浮かないようにできます。
そこでここでは、メンズメイクが浮かないようにする5つの対策法を紹介します。
誰でも取り入れやすい方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
化粧水だけではなく乳液もつける
「顔がべたつくから化粧水しかつけていない」という男性は、多いのではないでしょうか。
メイクを浮かないようにするためには、化粧水だけではなく乳液もつけることが大切です。
なぜなら、化粧水だけだと水分が蒸発しやすくなり、乾燥することでさらに皮脂が分泌されて、メイクが浮きやすくなる場合もあるからです。
乳液には肌を柔らかくして、水分の蒸発を防ぐ役目があるため、メイク前はしっかりと乳液もつけてスキンケアしましょう。
化粧水・乳液をつけ終わったら、手のひらで顔を包み込むようにしてやさしく密着させると、肌にスキンケア成分が浸透しやすくなり、メイクが浮きにくくなります。
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定期的に角質ケアをする
定期的に角質ケアをすると、メイクが浮きにくくなります。
余分な汚れやざらつきをしっかりと落とすことで、ファンデーションのノリがよくなるのです。
角質ケアグッズには、以下のものがあります。
- 酵素洗顔：皮脂やタンパク質を落とせる酵素が含まれるパウダータイプの洗顔料。週1.2回の使用が目安。
- クレイパック：毛穴汚れを落とせる泥が含まれるクリームタイプのパック。週1.2回の使用が目安。
- 拭き取り化粧水：余分な汚れや皮脂を落とせる化粧水。コットンに含ませて拭き取るように使用する。
- 角質ケア美容液：余分な角質やざらつきのケアに特化した美容液。毎日のスキンケアにプラスして使用する。
角質ケアには、貼って乾いたら剝がす毛穴パックもありますが、乾かしすぎたり使い過ぎたりすると、かえって肌ダメージしやすくなる可能性もあるので注意が必要です。
ブランドが推奨している使い方や、使用頻度をよく確認してから使用しましょう。
化粧崩れを抑えられるメイクグッズを使う
化粧崩れを抑えられるメイクグッズを使うことで、メイクの浮きを防げます。
ファンデーションを使う前や後に使用することで、皮脂やテカリが抑えられるのです。
化粧崩れを抑えられるメイクグッズには、以下のものがあります。
- 皮脂・テカリ防止用化粧下地：ファンデーションの前のベースに使用することで、皮脂や汗によるテカリを防げる。
- ポアプライマー：毛穴専用下地。毛穴の凸凹が補正されて、毛穴にファンデーションが落ちにくくなる。
- フィックスミスト：化粧が終わった後に吹きかけることで、化粧崩れを防げる。
いつものメイクにひとつ取り入れることで、メイクの浮きを未然に防げます。
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ファンデーションの色は首に合わせる
ファンデーションの色を首に合わせて選ぶと、メイクが白浮きせずに済みます。
顔は首の位置よりも前に出ているため、光が当たりやすく、首よりも色が明るく見えます。
そのため、顔に合わせた色を選んでしまうと、顔が白っぽく見えて浮いてしまうのです。
選ぶ際は、テスターのファンデーションをフェイスラインに塗り、首の色に合っているか確認することが大切です。
わからない場合は、数色隣り合わせにして塗ってみるとわかりやすくなります。
ファンデーションの量は少なめにする
ファンデーションの量を少なめに塗ると、メイクが浮いて見えにくくなります。
特にメイク初心者さんは、どのくらいの量を塗っていいかわからず、厚塗りになってしまうこともあるかもしれません。
ファンデーションのタイプによって使用量が異なるので、以下を目安に使用しましょう。
- クリームファンデーション：パール1.5粒分程度。
- クッションファンデーション：パフ半分で顔の半分。
- パウダーファンデーション：スポンジ半分で顔の半分。
商品によっても使用量が異なるので、使用方法を確認してから使うのがポイントです。
また、ニキビや青ヒゲなど、カバーしたい部分が多く、厚塗りになってしまう方はポイントでコンシーラーを使うと、メイクが浮きにくくなります。
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メンズメイクが浮いたときの3つの直し方
「どうしてもメイクが浮いてしまう」といった場合もありますよね。
そんなときは、そのままにせずにメイク直しをしましょう。
ポイントを押さえてメイク直しをすれば、短時間で綺麗なメイクが復活します。
ここでは、メンズメイクが浮いたときの3つの直し方を紹介します。
1.ティッシュで軽く押さえる
メイクが浮いてしまったときは、ティッシュで軽く押さえましょう。
あぶらとり紙で皮脂を取ると、必要な油分まで取り過ぎる場合がありますが、ティッシュだとほどよく皮脂を抑えられます。
ポイントは浮いている部分をティッシュで拭き取るのではなく、軽く押さえるようにすることです。
拭き取るとファンデーションがより崩れたり、肌への摩擦になったりすることがあります。
特に、小鼻の際はメイクが浮きやすい部分なので、忘れないように押さえましょう。
2.ミスト化粧水をつける
余分な皮脂を取った後は、ミスト化粧水をつけましょう。
ミスト化粧水をつけることで、浮いてしまったメイクと肌を馴染ませることができます。
また、肌を保湿すれば、後でつけるファンデーションが密着しやすくなります。
顔から15cm程度離して、ミスト化粧水をかけましょう。
肌がしっとりとしたら、手のひらで顔を包み込むように密着させて、フィットさせます。
ミスト化粧水はコンパクトサイズで持ち運びやすいものも多く、1本持っておくととても便利です。
3.少量のファンデーションをポイントでつける
肌を保湿した後は、少量のファンデーションを浮いてしまった部分につけましょう。
顔全体を塗り直すのではなく、浮きが気になる部分のみにつけることで、厚塗り感を防ぎ自然な肌に見せられます。
お直しには、持ち運びに便利なクッションファンデーションや、スティックファンデ―ションがおすすめです。
他にはコンパクトサイズのパウダーファンデーションがありますが、粉タイプのため皮脂が出た後に塗ると浮いてしまう場合があります。
ファンデーションを塗った後は、指でトントンと馴染ませるとフィットしやすくなります。
メイクの浮きを防いで綺麗な肌をキープしよう！
本記事では、メンズメイクが浮く原因や、浮かないようにする対処法について解説しましたがいかがでしたか。
メイクが浮く原因は、男性ならではの皮脂量の多さや、角質によるごわつき、ファンデーションの色が合っていないということがわかりました。
しかし、定期的に角質ケアをしたり、乳液を使用したりすることで、メイク前の肌のコンディションを整えられます。
また、ファンデーションを選ぶときに首の色で選び、化粧崩れしにくくなるグッズを取り入れることで、メイクの浮きを押さえることが可能です。
是非、気になるメイクの浮きを未然に防いで、綺麗な肌をキープしましょう。
