清潔感のある肌に憧れて、BBクリームを使い始めた男性が多いのではないでしょうか？
しかし、「クレンジングの仕方はどうやるんだろう」「洗顔もした方がいいの？」など、BBクリーム使用後のケアがわからない方も多いと思います。
そこで本記事では、BBクリームを落とすときにクレンジングが必要な理由や、正しい落とし方をご紹介します。
きれいに落とすコツや、肌に負担を掛けない方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
-
-
【メンズスキンケア】初心者でも好印象に！スキンケアの正しいやり方や選び方を解説
毎日のスキンケアは、メンズにとっても欠かせない大切な習慣です。男性の肌は女性よりもべ ...
洗顔料でBBクリームが落ちない理由
「なぜ洗顔料でBBクリームは落ちないの？」と疑問に感じる方もいると思います。
なぜなら、洗顔料とクレンジングでは、落とせるものが異なるからです。
洗顔料は、皮脂や古い角質などの水性のものを落とすことはできますが、油性を原料とする化粧品を落とすことはできません。
BBクリームを洗顔料で落とそうとしても、泡と馴染まずに肌表面に残ってしまうのです。
そのため、BBクリームなどの油性の化粧品を落とすときは、クレンジングが必要になります。
クレンジングしないとどうなる？
クレンジングできちんとBBクリームを落とせていないと、肌にマイナスの影響が出てしまいます。
ここでは、クレンジングをしないとどのようなことになるのか解説します。
肌トラブルの原因に繋がる
クレンジングでBBクリームをきちんと落とせていないと、肌トラブルの原因となります。
BBクリームなどの化粧品は油性なので、肌についたままの状態だと、油が酸化してしまい悪影響を与えるのです。
ニキビ・毛穴の詰まり・肌荒れ・乾燥などを引き起こし、かゆみが出ることもあります。
肌をきれいに見せるためにBBクリームを塗っているのに、肌荒れを起こしてしまっては、元も子もありません。
そのため、しっかりとクレンジングで落とす必要があります。
スキンケアの効果が半減する
BBクリームが落としきれていない状態で、化粧水や乳液をつけても、保湿などの効果が発揮されません。
肌表面にBBクリームが膜を張っているような状態になるので、有効成分が角質層に浸透しにくくなるのです。
きれいな肌になるためにスキンケアをするのなら、きちんとクレンジングで落としてから、素の肌でケアすることが大切です。
クレンジング後は洗顔料の使用が必要
クレンジングでBBクリームを落とした後は、石けんや洗顔フォームで顔を洗いましょう。
クレンジングは油性である化粧品を落とすことはできますが、水性の皮脂や古い角質を落とすことはできません。
クレンジングは油分が含まれるので、洗い流してもしっとりしたり、ぬるぬるしたりすることがありますが、洗顔をすればさっぱりとした質感になります。
BBクリームを使用した後は、クレンジングと洗顔料の2回顔を洗うことが必要です。
BBクリームの正しい落とし方
クレンジングの使い方がよくわからない方もいるのではないでしょうか？
正しい方法でクレンジングできていないと、BBクリームが完全に落ちず、肌に残ってしまう可能性もあります。
ここでは、BBクリームの正しい落とし方を手順ごとにご紹介します。
手順1.顔と手が塗れていない状態にする
まずは、顔や手が濡れていない状態にします。
水分が付いていると、クレンジングとメイクの油分が馴染まず、BBクリームが落ちにくくなるのです。
お風呂場で落とすときは、シャワーを使う前にクレンジングをしましょう。
手順2.クレンジングを適量出す
次に、乾いた手にクレンジングを適量出します。
オイルやミルクのようなリキッドタイプは500円玉程度、ジェルやバームのようなクリームタイプは、さくらんぼ大1つ程度の量を目安にクレンジングを出しましょう。
クレンジングの量が少ないと、BBクリームが落ちなかったり、肌への摩擦になったりするので注意が必要です。
手順3.Tゾーン（鼻とおでこ）に馴染ませる
手に取ったクレンジングをTゾーンに馴染ませます。
先に皮脂が出やすい鼻とおでこにクレンジングを付けることで、しっかりと汚れを落としやすくなるのです。
おでこは内側から外側に向けて、4本の指でクルクルと円を描くように、やさしく馴染ませます。
鼻は、小鼻の脇にBBクリームが溜まりやすいので、中指を小さく動かして馴染ませましょう。
手順4.頬やあご、鼻下にも馴染ませる
クレンジングを頬やあご、鼻下に馴染ませます。
頬やあごは乾燥しやすいので、最後にクレンジングを付けることで、油分を取り過ぎずに済むのです。
頬は内側から外側に向けて、クルクルと円を描くように馴染ませます。
あごや鼻下は、中指と薬指で小さな円を描くようにしましょう。
手順5.乳化させてぬるま湯で入念にすすぐ
クレンジング後は、乳化させてからすすぎます。
乳化とは、元々混ざり合わない油と水を混ざり合わせることです。
いきなり顔をすすがずに乳化させることで、メイクの油性の汚れを浮き上がらせることができます。
少量のぬるま湯を顔に付けて、クルクルと円を描きながら全体に馴染ませましょう。
色が白っぽくなってきたら、乳化できた証拠になるので、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。
熱いお湯で顔を洗うと、皮脂を落としすぎてしまうので、ぬるま湯ですすぐのがポイントです。
手順6.洗顔料で洗う
クレンジングでBBクリームを落とした後は、洗顔料でしっかり洗いましょう。
洗顔料を使用することで、古い角質を一気に落とせます。
手で顔をこすらずに泡で洗うようにすると、肌に負担がかからずに済むので試してみてください。
W洗顔不要のクレンジングもある
クレンジング後は、洗顔料でもう一度顔を洗わなくてはいけないとお話ししましたが、中にはＷ洗顔不要のクレンジングもあります。
2回洗顔する必要のないクレンジングには、皮脂や古い角質などの水性の汚れを落とす力があるのです。
Ｗ洗顔不要のクレンジングは、通常のクレンジングと比べて洗いあがりもぬるつかずに、さっぱりするものが多くあります。
しっかりとBBクリームを落としたいけど、2回洗顔するのは面倒な方におすすめです。
洗顔料だけで落ちるBBクリームもある
BBクリームは、基本的にクレンジングで落とす必要がありますが、中には石けんや洗顔フォームで落ちるBBクリームもあります。
通常、化粧品は油性の成分でできていますが、洗顔料で落ちる化粧品は油分の配合が少なく作られています。
そのため、洗顔料のみでBBクリームを落とせるのです。
手軽にBBクリームを落としたい方は、パッケージに「洗顔料で落とせる」と記載のあるものを選ぶのがおすすめです。
メンズにおすすめのクレンジング3選
たくさんのクレンジングが販売されており、どれを選べばいいかわからない方も多いと思います。
そこで、BBクリームを使用する男性におすすめのクレンジングを3つ紹介します。
初めての方でも使いやすい、バームタイプ・ジェルタイプ・オイルタイプを選びましたので、ぜひクレンジングを選ぶときの参考にしてくださいね。
DUO ザ クレンジングバーム ブラックリペア
テレビCMでも話題のDUOの「クレンジングバーム ブラックリペア」は、メイクと一緒に毛穴の黒ずみやざらつきも落とせる、W洗顔不要のクレンジングです。
真っ黒のバームには、ブラックパウダーと活性炭が含まれており、要らなくなった角質や汚れを吸着して落とします。
また、肌にのせると柔らかいテクスチャーに変化するので、メイクにも馴染みやすいのが特徴です。
美容液成分も含まれているので、クレンジングしながら肌ケアもできます。
無印良品 マイルドジェルクレンジング
無印良品の「マイルドジェルクレンジング」は、メイクに素早く馴染んで、さっぱりとした仕上がりになるのが特徴です。
とろみのあるジェルは肌に摩擦を与えずに、やさしくクレンジングができます。
また、ヒアルロン酸Naやリピジュアが配合されているため、クレンジングによる乾燥を防ぎながら、潤いを閉じ込めてくれます。
大容量なのに価格が抑えられているので、初めてクレンジングを使う方も手に取りやすいでしょう。
ファンケル マイルドクレンジングオイル
無添加化粧品の「ファンケル マイルドクレンジングオイル」は、濃いメイクもスルンと擦らず落ちるクレンジングです。
肌が持っているバリア機能を守りながら、汚れを落とせるので、肌への負担が少なくなっています。
また、熟成ホップエキスが毛穴に詰まった角栓をやわらかくして落とせるので、肌のざらつきやごわつきが気になる方にもおすすめです。
BBクリーム使用後は正しくクレンジングして肌を清潔に保とう！
本記事では、BBクリームを落とすときにクレンジングが必要な理由や、正しい落とし方をご紹介しました。
BBクリームは油性の成分でできているので、基本的にはクレンジングが必要です。
顔と手が乾いた状態で肌を擦らないようにクレンジングして、すすぐ前にはきちんと乳化させます。
また、クレンジング後は洗顔料を使って、皮脂や古い角質を落とすことも大切です。
BBクリームを使用した後は、しっかりとクレンジングして清潔な肌を保ちましょう。
-
-
【メンズスキンケア】洗顔の選び方とは？おすすめのメンズ洗顔料も紹介
「自分に合った洗顔が知りたい」「どの洗顔を選べばいいの？」と疑問に感じたことはありま ...
