おしゃれでかっこいいメンズがこぞって取り入れている濡れ髪。
「濡れ髪にスタイリングしたい」「ウェットヘアにしてかっこよくなりたい」という男性も多いのではないでしょうか。
一方、濡れ髪に適したスタイリングをしなければ、濡れている感じが出なかったり、すぐに髪の毛が乾いてしまったりします。
そこで本記事では、メンズが濡れ髪にするときに必要なスタイリング剤や、スタイリング方法を紹介します。
濡れ髪にするときの注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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メンズが濡れ髪で得られる効果とは?
男性が濡れ髪にスタイリングすることで、かっこいい髪型なりますが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、メンズが濡れ髪で得られる3つの効果について紹介します。
大人っぽく仕上がる
男性が濡れ髪にすることで、大人っぽい印象になります。
髪の毛がしっとりとしてツヤ感が加わることで、落ち着いた余裕のある雰囲気になれるのです。
また、濡れている髪の毛はどこか色っぽく感じられ、いつもとは異なる印象を与えられるでしょう。
トレンド感が出る
濡れ髪にすることで、トレンドをおさえたおしゃれなヘアスタイルに仕上がります。
ここ数年、メンズの濡れ髪ブームが続いているので、いつもと同じ髪型でもスタイリングを変えるだけで今っぽい雰囲気になるのです。
女性からも好印象
男性の濡れ髪は、女性からも好印象なのでモテる髪型と言えます。
ウェット感を出すことで、髪の毛がぱさついたり傷んで見えたりしないので、きちんとした印象に見えます。
また、濡れ髪にスタイリングすると、清潔感を感じられることから女性に好印象を与えられるでしょう。
濡れ髪にできるスタイリング剤
「濡れ髪にするスタイリング剤がわからない」「スタイリングしても濡れ髪が続かない」というような方も多いと思います。
かっこいい濡れ髪にするためには、どのようなスタイリング剤を選ぶかがとても重要です。
ここでは、メンズ向けの濡れ髪にできるスタイリング剤を5つ紹介します。
ご自身の髪型や目的に合わせて選んでくださいね。
毛束感を出すなら「ワックス」
毛束感や動きを出したい場合は、濡れ髪用のワックスが向いています。
クリームタイプなので髪の毛に馴染ませやすく、ボリューム感やシルエットを調整しやすいです。
ワックスは比較的使ったことのある男性が多いので、濡れ髪用のスタイリング剤に迷ったら、ワックスを選べば失敗が少なく済みます。
また、一口にワックスと言っても、種類が豊富にあるので「ウェット」「ツヤ」と記載のあるワックスを選びましょう。
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がっちり固めるなら「ジェル」
濡れ髪にして乱れないようにがっちりと固めたいのなら、ジェルがおすすめです。
スタイリングで一度髪型を決めてしまえば、パリパリに固まるので、スタイルが崩れる心配はありません。
また、みずみずしく軽いテクスチャーなので、髪の毛にスーッと馴染んでセットしやすく、水溶性でシャンプーも落としやすいです。
ショートスタイルやミディアムスタイルの方にもぴったりです。
七三分け・オールバックなら「グリース」
バーバースタイルのような七三分け、オールバックスタイルの濡れ髪なら、グリースを選びましょう。
重めの質感なので、髪の毛の広がりを押さえて、タイトな濡れ髪スタイルにできます。
また、パリッと固まらないので、気になったときに手ぐしやコームで直せるのも特徴です。
このように、グリースは動きのない、きちっとしたスタイルに向いています。
ミディアムパーマスタイルなら「ムース」
ミディアムパーマスタイルの濡れ髪には、ムースがおすすめです。
泡タイプなので髪にさっと馴染み、テクニック要らずで簡単に濡れ髪が作れます。
また、軽くやわらかい質感になるので、パーマスタイルにぴったりです。
ムースには、ドライな質感になるものもあるので、「ウェット」「ツヤ」と記載のあるものを選びましょう。
自然な仕上がりなら「オイル」
自然な仕上がりの濡れ髪にしたい場合は、オイルを選びましょう。
オイルは髪の毛を固めることなく、しなやかな濡れ髪にできます。
軽い質感のオイルは、時間が経つと油分が髪の毛に吸収されて、濡れ髪ではなくなることもあります。
そのため、ウェットな質感にするには重めのタイプがおすすめです。
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メンズの濡れ髪のスタイリング方法
濡れ髪にするときは、いつものスタイリングと異なるため、いくつかポイントを押さえておくといい感じにセットできます。
ここでは、メンズの濡れ髪のスタイリング方法を手順ごとに解説します。
1.髪を濡らして寝癖を直す
濡れ髪にするためには、まず髪を濡らして寝癖を直しましょう。
スタイリング剤だけでは寝癖をカバーすることが難しく、かえってセットするのが難しくなってしまいます。
スタイリング剤でワックスやオイルを使うのであれば、濡れた髪の毛をドライヤーで乾かします。
ジェル・グリース・ムースを使う場合は、タオルドライ後に根元のみドライヤーで乾かし、毛先は濡れた状態にするのがおすすめです。
そうすることで、スタイリング剤をつけたときに水分が含まれて、ウェット感がキープしやすくなるのです。
2.スタイリング剤を10円玉大に取る
スタイリング剤を10円玉大に取って、手のひらと指の間に馴染ませます。
ムースの場合は、ピンポン玉大を目安に取ります。
髪の長さや毛量によって、スタイリング剤の量は変わるため、あくまでも目安と考えましょう。
また、スタイリング剤を取った後は、手の体温で温めながら伸ばすことで、髪の毛との馴染みがよくなります。
3.髪全体に馴染ませる
手のひらのスタイリング剤を髪全体に馴染ませていきましょう。
スタイリング剤がムラに付いてしまうと、濡れ髪ではないように見えてしまうので注意が必要です。
先に頭頂部と後頭部の髪の毛にスタイリング剤を付けて、その後に側頭部と前髪に付けます。
面積の広い部分からスタイリング剤を付けることで、髪全体に馴染ませやすくなるのです。
また、このときは髪の毛の中間から毛先にスタイリング剤を付けることを意識しましょう。
4.スタイルを作る
髪全体にスタイリング剤が付いたら、スタイルを作っていきます。
ヘアスタイルによってボリュームを出したい部分と、タイトにおさめたい部分を作りましょう。
最後に毛流れや毛束感を出して、スタイルを整え、全体的にウェットな質感が出ているか確認します。
もし、ウェット感が足りないようであれば、スタイリング剤を少量出して、乾いている部分に馴染ませます。
メンズが濡れ髪にするときの注意点
濡れ髪にスタイリングするときは、少し気を付けるだけでかっこよく仕上がり、頭皮への負担を掛けずに済みます。
ここでは、メンズが濡れ髪にするときの注意点を2つ紹介します。
スタイリング剤を多く付けすぎない
濡れ髪にするときは、スタイリング剤を多く付けすぎないようにしましょう。
ウェットな質感やツヤ感が出るスタイリング剤は、油分が多く配合されているものが多いため、付けすぎると髪の毛が重くなります。
重くなったヘアスタイルは、ボリュームを出したい部分が潰れたり、べたっとした印象になったりすることもあります。
そのため、濡れ髪にしたいからといって、スタイリング剤を適量より多く付けすぎないのがポイントです。
根元や頭皮に付けない
スタイリング剤を根元や頭皮に付けないようにしましょう。
濡れ髪用のスタイリング剤は油分が多いため、頭皮に付いてしまうと毛穴に詰まるなどして、頭皮トラブルになる可能性もあります。
また、髪の毛の根元に付いただけでも、時間が経って頭皮に流れていくこともあるのです。
そのため、髪の毛の中間から毛先に付けるようにして、根元や頭皮に付かないよう気を付けます。
濡れ髪でいつもよりかっこいい自分になろう!
本記事では、メンズ向けに濡れ髪に必要なスタイリング剤と、スタイリング方法について紹介しました。
濡れ髪にするためには、髪型や目的に合わせてスタイリング剤を選ぶのがポイントです。
- 毛束感や動きを出すには「ワックス」
- がっちり固めるには「ジェル」
- 七三分け・オールバックには「グリース」
- ミディアムパーマスタイルには「ムース」
- 固めずに自然な仕上がりするには「オイル」
乾いているスタイルと異なり、濡れ髪にするときは、髪の毛の中間から毛先が濡れた状態でスタイリング剤を付けると、ツヤ感をキープしやすくなります。
ぜひ、濡れ髪を取り入れて、おしゃれでかっこいい自分になりましょう!
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