男性のスキンケアにも乳液は必要です。
なぜなら、化粧水だけではせっかく肌に与えた水分が蒸発して逃げてしまうからです。
「化粧水はしているけど乳液はなにを選べばいいかわからない」
「そもそも乳液って必要なの?」
などといった疑問を抱えている男性に向けて
本記事では
・乳液が必要な理由
・コスパのよい乳液の選び方
・おすすめの乳液10選
を紹介します。
せっかく乳液を購入するのであれば、価格も成分も納得の商品を選びたいですよね。
この記事を読めば、スキンケアにおいて乳液が必要な理由を理解することができます。また、自分に合ったコスパのよい乳液を選ぶことができるようになります。
しっかりと保湿ケアをして、今よりもきれいなお肌をめざしましょう!
メンズのスキンケアに乳液は必須!理由は?
結論、メンズのスキンケアに乳液は必須です。
化粧水はしているけど、乳液までしていないという男性は多いかもしれません。
しかし、化粧水と乳液は同じスキンケアの中でも役割が異なるのです。
化粧水は肌に水分を与える役割を果たします。しかし、化粧水だけは水分を与えることはできても、その水分を保持することはできません。乳液を使用することで肌に油分の膜を作り、化粧水で与えた水分を保持することができるのです。
それぞれの役割を理解し、正しい方法で日々のスキンケアをしましょう。
オイリー肌対策になる
皮脂で顔がベタッとする”オイリー肌”に悩んでいる男性は多いかもしれません。
皮脂の量が多い人は、実は肌の内側が乾燥している可能性が高いのです。
皮脂の分泌量が多くなるのは肌の乾燥を防ぐためと言われています。
だからこそ、実は乾燥対策をすることがオイリー肌の解決にも繋がっているのです。
化粧水をしてスキンケアを終わらせている方は、せっかく化粧水で与えた水分を蒸発で逃しているかもしれません。そこで、水分を閉じ込めるためにフタをする役割を果たす乳液が必要になってきます。
「もともとオイリー肌だから乳液をつける必要はない」と考えていた方は、日々のスキンケアに乳液を取り入れてみましょう!
乾燥肌対策になる
乾燥対策で化粧水をたっぷり使っているのに、肌がカサつくという方はぜひ乳液を使用してみてください。
そもそも、化粧水と乳液とでは含んでいる水分と油分の成分バランスが異なります。
化粧水はほとんど油分成分を含まないのに対し、乳液は油分成分が多いと言われています。
そして、この油分を含む成分が肌の表面に膜を張ることで水分の蒸発を防ぐのです。
乾燥が気になる方は、「セラミド」「ヒアルロン酸」などの成分を含む乳液を使用すると乾燥対策としてより効果が期待できます。
自分に合う成分が含まれている乳液を使用すると効果的でしょう。
保湿効果が高くなる
乳液は、硬くなった角層を柔らかくする役目も果たします。
ターンオーバーの乱れなどにより硬くなった肌は、肌がごわついたり、化粧水などスキンケアの浸透が悪くなったりと悪循環です。
乳液を使用することで角質が柔らかい状態を維持し、スキンケア本来の保湿効果が期待できます。
せっかくスキンケアをするのであれば、最大限に効果を発揮したいですよね。
「なんだか最近化粧水の浸透が悪い」という方にこそ乳液の使用をおすすめします。
コスパのよいメンズ向け乳液の選び方
おすすめの商品を紹介する前に、自分に合った乳液を選ぶためのポイントを4つ紹介します。
・容量に対して価格が安いかで選ぶ
・自分の肌トラブルに合っている乳液を選ぶ
・香料・保存料フリーなどの成分で選ぶ
・ニキビ予防ならニキビ対策の乳液を選ぶ
現在は、容量、価格、質感や成分などさまざまな乳液が販売されています。その中から、ご自身にあったコスパのよい乳液を選ぶポイントを説明します。
肌悩みや肌状態に合わせて選ぶポイントを紹介しますので、ぴったり合う乳液を選んできれいなお肌をめざしましょう!
容量に対して価格が安いかで選ぶ
まず、商品の容量と価格に着目しましょう。
容量に対して、価格の安い商品はコスパがよいと言えます。
しかし、注意していただきたいのは乳液に含まれている成分です。
お肌にとって有効な成分が多く含まれている場合、容量に対する価格が高くなることが多いです。
含まれている成分が、自分にとって必要な成分なのかを見極める必要があります。
自分の肌トラブルに合っている乳液を選ぶ
現在、悩んでいる肌トラブルに合う乳液を選びましょう。
たとえば、肌のテカリに悩んでいる男性は、保湿成分が多く配合された乳液を使うとよいでしょう。肌のテカリ=皮脂の過剰分泌は、内側の乾燥が原因で起こると言われています。そのため、乳液でしっかりと保湿することがテカリ予防にもつながるのです。
夏など紫外線ダメージが原因で日焼け対策をしたい方は、美白効果が期待できる成分が含まれた乳液を選びましょう。
最近では、日焼け止めと乳液が1本になった乳液も販売されています。時短でスキンケアを済ませたいという方におすすめです。
香料・保存料フリーなどの成分で選ぶ
乳液に含まれている成分表示も確認してみましょう。
肌の悩みに対する有効成分だけではなく、香料や保存料(防腐剤)などの肌にダメージを与える可能性のある成分が含まれているか確認することも大切なポイントの1つです。
もともと、香料や保存料は化粧品の効果を高めたり、使用期間をできるだけ長くしたりするために使用されています。使用することで、化粧品独特の使用時のニオイを緩和したり、化粧品の腐敗を遅らせるなどの効果があります。
しかし、こういった成分は人によって皮膚に炎症を起こしてしまう人も多いです。
最近では、こういった肌に悪影響を及ぼす成分を含まない化粧品も増えてきました。
成分により肌が荒れてしまうという人は、乳液を選ぶ際にも成分表示を確認しましょう。
ニキビ予防ならニキビ対策の乳液を選ぶ
ニキビができやすいという方は、「ノンコメドジェニック処方」のアイテムを選ぶことをおすすめします。
※ノンコメドジェニック処方とは・・・
コメド(ニキビの初期段階である白ニキビ)が出来にくい成分で作られていることを指します。
また、既にできてしまったニキビに悩んでいる方もいるかもしれません。
そういった方は、炎症を抑える成分を含んだ乳液を選びましょう。たとえば、抗炎症成分である”グリチルリチン酸ジカリウム”はおすすめの成分です。
最後に、ニキビ完治後のニキビ跡を乳液で予防することもできます。
赤みや色素沈着などのニキビ跡は、メラニンが多く生成されることが原因です。
メラニンの生成を抑える美白成分である”トラネキサム酸”や”ビタミンC誘導体”などの成分を含んだ乳液がおすすめです。
コスメルおすすめのメンズ向け乳液10選
ここまで、乳液の役割、効果や自分に合った選び方など理解できましたか。
肌に合う乳液は人それぞれ異なります。価格や成分、つけ心地などあなたにあう乳液を見つけてみてくださいね。
それではここから、コスパのよい乳液10選を紹介していきます。
ナチュリエ ハトムギ浸透乳液(イミュ株式会社) ¥825(230ml)
(引用元:https://www.naturie-net.jp/milk)
とにかく安くていい商品を使用したい!というコスパ重視の方におすすめの乳液です。
230mlとほかの商品よりも大容量にも関わらず、1000円以下と低価格で購入できます。毎日、惜しみなくたっぷり使用できるのは嬉しいポイントですね。
無香料、アルコールフリーなど低刺激な処方で敏感肌の方も使用しやすいです。
肌につけたときは軽い感触ですが、みずみずしいためベタつきは気にならない程度です。
無印 乳液 敏感肌用(株式会社良品計画) ¥780(200ml)
(引用元:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344293966)
化粧品で肌が荒れてしまったことがあるという敏感肌の方におすすめの乳液です。
乾燥や季節の変わり目の肌トラブル、日焼けによる肌ダメージにおすすめの低刺激処方となっています。「さっぱりタイプ」「しっとりタイプ」「高保湿タイプ」と3つの使用感から選ぶことができるため、ベタつきが苦手な人も手に取りやすいですね。夏は「さっぱりタイプ」、冬は「高保湿タイプ」など季節による使い分けも可能です。
質感は軽く、肌馴染みがよいことが特徴です。400mlの大容量タイプも販売されています。
ケアセラ APフェイス&ボディ乳液(ロート製薬) ¥1,180(200ml)
(引用元:https://jp.rohto.com//carecera/promotion/carecera-ap/)
「顔と一緒に全身のケアも終わらせてしまいたい」という方におすすめの乳液です。
こちらの乳液は、200mlと大容量でボディケアとしても惜しみなく使用することができます。スキンケアを入浴後にする方も多いと思いますが、全身ケアも一気にできるのは嬉しいポイントですね。
コスパのよい商品ですが、保湿成分であるセラミドも配合しており、質の面でも優秀なアイテムです。
全身にも使いやすい伸びのよい質感です。
キュレル 潤浸保湿 乳液(花王) ¥1,980(120ml)
(引用元:https://www.kao-kirei.com/ja/item/kbb/curel/4901301236173/)
乾燥など敏感な肌に悩んでいる方におすすめの乳液です。
保湿効果の高いセラミド機能成分が含まれており、カサつく乾燥肌のケアに効果が期待できます。また、皮膚の修復を促す、抗炎症作用を持つ成分も含まれているため、肌荒れをしている状態でも使用することが可能です。
乳液の中でも軽く、さらさらとした乳液なので肌がベタつく感触が苦手な方も使いやすい質感です。
ヒルマイルド ローション(健栄製薬) ¥980(30g)
(引用元:https://www.kenei-pharm.com/healmild/)
「保湿成分にこだわって乳液を選びたい」という方におすすめの乳液です。
ヒルマイルドローションは、ヘパリン類似物質を0.3%含んでいます。この成分は、皮膚科の処方薬として知られているヒルドイドにも含まれている成分で、保湿効果・抗炎症効果などが期待できます。
「皮膚科に行く時間はないけど、成分にはしっかりこだわりたい」という方はぜひ試してみてください。
”ローション”という名前がついているものの、中身は乳液上の液体となっています。保湿効果は高いものの、長時間ベタつきが気になることはありません。
VT シカエマルジョン(VTCOSMETICS) ¥2,934(200ml)
普段から韓国コスメを愛用している方にぜひ使ってほしい乳液です。
フェイスパックやクリームで有名なブランドで販売されている乳液で、”ツボクサエキス”や”プロポリスエキス”など肌を保湿し整える成分を配合しています。「ベタつきOUT・重たさOUT・テカリOUT」を掲げており、男性の肌にも使いやすい質感が嬉しいポイントです。
使用後、肌に水分感を与えるつけ心地で十分に保湿されていることを実感いただけます。
なめらか本舗 リンクル乳液N(常盤薬品工業) ¥1,100(150ml)
(引用元:https://nameraka.jp/agingcare/)
話題の美容成分を配合した乳液を使用してみたいという方におすすめの乳液です。
ドラッグストアコスメの中でも人気な豆乳イソフラボンシリーズのエイジングライン乳液です。しわやたるみなどのハリ不足にアプローチが期待できる美容成分で、みずみずしい肌を育む効果が期待できます。
肌に馴染ませると吸い付くようなもちもちとした質感になります。保湿力は高く感じますが、ベタつく感覚がやや残ります。
肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白乳液(ロート製薬) ¥990(140ml)
(引用元:https://jp.rohto.com/hadalabo/shirojun-premium-milk/)
美白・ニキビ跡対策も同時にかなえたい方におすすめしたい乳液です。
本商品は、美白有効成分の”トラネキサム酸”を含んでおり、メラニンの生成を抑える効果が期待できます。また抗炎症成分も配合されているため、ニキビなどの炎症を抑えながらニキビ跡の予防をすることも期待できます。
トロッとしている使用感ですが、ベタつきが長続きすることはないので男性でも使いやすい乳液です。
メラノCC 薬用シミ対策美白乳液(ロート製薬) ¥900(120ml)
(引用元:https://jp.rohto.com/melanocc/)
ニキビなどの肌の炎症に悩んでいる方におすすめする乳液です。
ニキビや毛穴、シミなどが気になる肌にうるおいを与える薬用しみ対策乳液です。
抗炎症成分である”グリチルリチン酸ジカリウム”を配合し、ニキビの炎症を抑えます。
また”持続型ビタミンC誘導体”を配合しており、メラニンの生成を抑え、しみやニキビ跡の予防にも効果が期待できます。
質感はトロッとしていますが、長時間ベタつくことはないため朝でも使いやすいです。
MINON 薬用アクネケア ミルク(第一三共ヘルスケア株式会社) ¥2,200(100g)
(引用元:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon-aminomoist/products/bm.html)
部位によってカサつきとテカリが両方気になる敏感肌に方におすすめの乳液です。
本商品は、敏感肌向けにつくられたMINONのアクネケアラインの商品です。皮脂による肌荒れを引き起こしやすい方向けに作られているため、皮脂の分泌が多い男性も使いやすい商品です。
プッシュタイプの容器で、パッとつけやすいところも嬉しいポイントですね。
質感はほかの乳液と比較すると固くこっくりとしています。しかし、少量で伸びやすく肌に馴染む感触ですのでコスパのよい商品です。
メンズのスキンケアにも乳液を取り入れて、きれいな肌をめざしましょう
本記事では、男性におすすめのコスパのよい乳液を10個ご紹介しました。
乳液は、化粧水で与えた水分にフタをして保湿効果を高める働きがあります。
今回、ご紹介した乳液以外にもたくさんの乳液があります。
人それぞれの肌の特徴に合わせて、さまざまな商品を試して自分に合う乳液を見つけてみてください。