朝と夜では使用するスキンケアは変わります。
理由として、朝と夜の肌の状態が違うので使うアイテムが変わるためです。
美肌を目指す男子にとって、肌の状態に応じた使い分けは必須です！
本記事では、朝と夜のスキンケアの違いに加え、時間帯別におすすめのアイテムを紹介します。
時間帯で変わるメンズスキンケアを覚えて、より理想とする肌に近づけましょう。
朝と夜のスキンケアって何が違うの？
朝と夜のスキンケアの違いは、時間帯で行うべき肌へのアプローチが異なります。
朝は、日中の刺激から守る！
朝のメンズスキンケアの目的は、大きく2つ。
1つ目は、夜に寝ている間にかいた汗や皮脂による汚れを落とすこと。
2つ目は、仕事や学校で日中、外出している間に受ける刺激やダメージから肌を守ることです。
睡眠中は、季節に関係なく汗をかき、皮脂などの汚れもつきます。
また、夜のスキンケアによる乳液やクリームなどが残っている場合もあるでしょう。
男性の場合は皮脂分泌量も多いため、こうした汚れをそのままにしておくと肌への負担になってしまい、肌荒れやニキビができる原因になります。
そこで、まずは洗顔で汚れを落とし、化粧水や乳液で保湿。
朝につけるスキンケアアイテムには日中に受ける空気中のホコリやゴミ、紫外線、花粉などの刺激から肌を守る役割もあります。
外出時には、メンズであっても紫外線から肌を守るために、きちんと日焼け止めを塗り、UV対策も欠かさず行いましょう。
紫外線を浴びると肌にダメージが蓄積され、肌荒れやシミにつながるだけでなく、将来のシワ、たるみの原因にもなります。
朝のメンズスキンケアの方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
夜は、日中の疲れを癒すため！
夜のスキンケアは、日中に肌が受けたダメージを癒すのが目的です。
夜の肌は、昼間にかいた汗や皮脂による汚れや空気中のホコリ、排気ガスなどがついて、かなり汚れた状態にあります。
汚れを放置すると、肌荒れやニキビなどの原因になったり、肌のターンオーバー（肌の代謝のサイクル）を乱してしまったりする可能性も。
夜のメンズスキンケアでは、日中の汚れを洗顔できちんと落とし、肌の負担を和らげてあげましょう。
洗顔で汚れを落としたら、化粧水や乳液、クリームでしっかりと保湿ケアして肌のうるおいを逃さないことも大切です。
睡眠中に肌をしっかりと休ませてあげられるようにしましょう。
朝と夜で使うアイテムは変えるべき？
朝と夜では、スキンケアの方法だけでなく、使用するアイテムも変えてください。
朝のスキンケアは日中のダメージから肌を守るため、夜のスキンケアは日中の汚れを落とし、保湿によって肌の受けたダメージをいたわるため、と朝と夜ではスキンケアの目的が異なります。
肌の状態が違い、スキンケアのポイントも異なるため、アイテムも朝と夜でそれぞれに適したものを使うのが理想的です。
夜にスキンケアを行う目的は、肌をいたわってあげること。
朝は忙しいからオールインワンを使っている人も、夜はしっかりと化粧水や美容液、乳液・クリームを使ったケアをしてみてください。
夜のスキンケアには、特に保湿効果の高いアイテムを選ぶとよいでしょう。
また、余裕があるなら、週に1回はパックをしてみるなど、スペシャルケアを取り入れてみるのもおすすめです。
朝のスキンケア方法3ステップ
1.洗顔で汚れを落とす
まずは洗顔で肌をきれいに洗って整えます。汗や皮脂汚れは水だけでは洗い流せないため、洗顔料を使ってください。
ポイントはしっかり泡立てて、水の温度はぬるま湯で優しくすすぎ残しがないように流すことです。泡立てずにごしごし洗うと肌をこすってしまい摩擦ダメージの原因になり、ぬるま湯以外の冷水や熱湯を使うと肌のうるおいを奪う原因にもなります。また、洗い残しがあるとにきびや肌荒れの原因になるためしっかり丁寧に洗い流すようにしましょう。
洗い流したら、タオルを優しく顔にあて、水分をふき取って下さい。
2.化粧水で水分補充
洗顔後から肌の乾燥が始まるのですぐに化粧水を塗ってください。
朝に化粧水を塗ることで、肌に水分を与えるだけではなく日中の乾燥やほこり、紫外線などの外的ダメージから肌を守る役割もあります。
また、乳液や美容液の浸透を補助する役割もあるので化粧水は必ず塗りましょう。
3.乳液（クリーム）で蓋をする
乳液は油分と水分がバランスよく配合されており、
化粧水で補充した水分を閉じ込めて蒸発を防ぐ効果があります。
クリームも同じような効果を持っていますが、クリームの方が乳液より油分が多いためこっくりとしたテクスチャです。
乾燥がひどいような場合は乳液よりクリームを使ったほうがいいかもしれません。
乾燥を防ぐためにも乳液（クリーム）までしっかり塗りましょう。
朝におすすめのスキンケア製品
洗顔料
◆ジェ・ラン ザ・ウォッシュ（イヴ）
出典元:https://www.alovivi.jp/shopdetail/000000000359/
肌ケアをしながら髭剃りもできるメンズ用のボタニカルスキンケア用品で、洗顔とシェービングがこれ1本で済みます。
潤いをキープしつつ、毛穴汚れや古い角質や汚れによる黒ずみを除去してくれます。
【口コミ】
・メンズ用でよくある痛すぎるスクラブやメントール成分が入ってないのですごく使いやすい。
・もちもちのきめ細かい泡が顔をふんわりと包んでシェービングするときの肌への負担が軽減される。
・皮脂をある程度落としつつ保湿してくれるのがよい。
【価格】
150g￥715（税込）
化粧水
白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水しっとり（肌ラボ）
出典元:https://jp.rohto.com/hadalabo/shirojun-premium-lotion-rich/
【口コミ】
・とろみがあって保湿がかなり高いですが、刺激もなく使いやすい。
・安くてたっぷり使える。お肌もワントーン明るくなった気がします。
・薬用なのにアルコールフリーで無香料なのがうれしい。
【価格】
170ml(詰替)￥880(税込)/170ml(本体)￥990（税込)
乳液
ハトムギ浸透乳液(ナチュリエ)
出典元:https://www.imju.jp/shop/g/g4903335696855/
あの人気の化粧水の乳液版。
肌にうるおいを与えて肌のコンディションを整えます。
角質層まで浸透して水分をつなぎとめるため、べたつかずもっちりとした肌が続きます。
浸透力に優れたなめらかなオイル配合で乾燥による小じわを目立たなくします。
【口コミ】
・乳液の割にさらっとしたテクスチャで保湿もされてとても好みな使い心地です。
・化粧水と同様にコスパのよさが◎。
・浸透もよくべたつきもない。少量で顔全体に塗れるので本当にコスパがよい。
【価格】
230ml￥825(税込)
夜のメンズスキンケアはこの順番で！
夜のスキンケアは、はじめにクレンジングと洗顔で日中の汚れを落とし、化粧水で肌のうるおいを補い、乳液・クリームで保湿します。夜は忙しい朝と比べて余裕もあるため、時間をかけてしっかりとスキンケアを行います。
1日頑張った肌をしっかりと癒して、明日に備えましょう。
1.クレンジング
クレンジングは、朝のメンズスキンケアにはなく、夜のメンズスキンケアだけで使うアイテムです。
クレンジングといえば、メイク落としのイメージが強く、女性が使うものと思うかもしれませんが、それだけではありません。
クレンジングは油性の汚れを落とすためのアイテムなので、毛穴に溜まった皮脂汚れなどをキレイに取り除いてくれる効果もあるのです。
ただ、メイクをしていないのなら、毎日やるのは肌への負担も大きいため、2～3日に1回でよいでしょう。
日常的に日焼け止めやBBクリームを使っている人は、毎日クレンジングを行ってしっかり落とすようにしてください。
2.洗顔
続いては、洗顔で顔についた1日の汚れを洗い流します。
汚れを残した状態で眠りにつくと、肌にとってもよくないため、しっかりと洗顔するようにしましょう。
といっても、力を入れてゴシゴシ洗う必要はありません。
洗顔料をたっぷりと泡立てて、やさしく肌に広げていき、肌と指の間で泡をすべらせるように洗いましょう。
洗顔料の泡には汚れを吸い取ってくれる働きがあるので、無理に力を入れて洗う必要はないのです。
また、洗い流すときはぬるめのお湯を使いましょう。
冷たい水で流すと、肌が驚いて血の流れが悪くなるため、汚れが残りやすく、化粧水などもなじみにくくなります。
反対に熱すぎるお湯も、顔の皮脂やうるおいまで洗い流してしまい、乾燥の原因になるので注意が必要です。
3.ブースター（導入美容液）
導入美容液といわれ、肌を柔らかくして、化粧水が入っていきやすくするなど、スキンケアアイテムの効果を最大限に引き出す役割を果たします。
普段は使っていない人も多いかもしれませんが、夜のスキンケアではぜひ取り入れてみてください。
4.化粧水
洗顔後の肌は乾燥しやすくなっているため、なるべく早く化粧水でうるおいを補給しましょう。
お風呂やシャワーから上がった後は、すぐにたっぷりの化粧水でスキンケアを行います。
化粧水は手のひらで温めながら、肌をやさしく押さえるようにつけていきましょう。
乾燥が気になるポイントなどには、重ね付けしてみるのもOKです。
ここでも、力を入れたり、こすったりすると肌への刺激になるので注意してください。
5.美容液
美容液は、化粧水と乳液・クリームの間で使うのがおすすめです。
スキンケアアイテムは、水溶性のアイテム（化粧水、美容液）から油性のアイテム（乳液・クリーム）といった順番にすると効果が高くなります。
シャバシャバした水っぽいアイテムからドロっとしたクリーム系のアイテムの順に使っていくのが基本と覚えておきましょう。
美容液はさまざまな成分、効果のものが発売されているので、自分の肌悩みに合ったアイテムを選んでみるとよいでしょう。
化粧水と同じように、気になる部分には重ね付けしたり、または、気になるポイントだけに美容液を使ったりする方法もあります。
6.乳液・クリーム
スキンケアの最後は乳液・クリームを塗りましょう。
乳液・クリームなどの油性アイテムは、肌に浸透するというよりも、油膜のように肌にフタをして、水分が逃げるのを防ぎ、うるおいを閉じ込める働きがあります。
メンズスキンケアだと、化粧水だけしか使わない人もいますが、化粧水のみだと、いくらたっぷり使ってもすぐに蒸発してしまうため、スキンケア効果が薄くなってしまいます。
化粧水を塗ってから時間が空くと、同じように効果が薄れてしまうため、化粧水を塗ったらすぐに乳液・クリームを使ってください。
スキンケアの仕上げには、しっかりと乳液・クリームを塗ってうるおいや美容成分を肌に閉じ込めるようにしましょう。
乳液とクリームは別々のアイテムとして発売されていますが、効果が似ているため、無理に2種類とも使う必要はなく、どちらか1つだけでも大丈夫です。
自分の肌や使いやすさに合わせて、気に入ったアイテムを選びましょう。
夜のメンズスキンケアにおすすめのアイテム3選
ここからは、夜のメンズスキンケアに取り入れてみたいおすすめのアイテムを3つご紹介します。
メラノCC Men 薬用しみ集中対策美容液
普段のケアで美容液を使ったことがない人におすすめなのがコチラ。
メンズ向けに作られたシミ対策美容液で、活性型ビタミンCやビタミンB6を配合し、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎます。
ニキビを予防してくれる効果もあるので、10代や20代からでも使っていきたいアイテムです。
ただ、少し刺激が強いため、敏感肌の人は注意してください。
口コミ
「コスパがよいです。4つも有効成分が含まれており、皮脂分泌抑制や美白にアプローチしてくれます」
「ニキビやニキビ跡に使ってます。個人的にニキビ跡に効果がありました。完全になくなった訳じゃないけど、小さくなったので根気よく塗ってます」
BULK HOMME THE TONER
木村拓哉さんのTVCMで有名になったメンズスキンケアブランド「バルクオム」の化粧水。
男性の肌にこだわって作られたアイテムで、保湿効果に優れたトレハロースを配合しているため、水分をしっかりと肌に留め、うるおいを長続きさせてくれます。
寝ている間も肌を乾燥から守ってくれるので、夜のスキンケアにはぴったりのアイテムといえるでしょう。
口コミ
「保湿力の持ちが強く使いやすいです」
「馴染みやすく敏感肌にも合いました」
「毛穴が引き締まった感じがします。色々と化粧水を試しましたが、私にはこれが合いました」
オルビス ミスター フェイシャル ナイトクリーム
保湿成分やコラーゲン、ヒアルロン酸など、肌によい成分が入った男性向けの夜用保湿クリーム。
保湿効果が持続するため、塗って眠るだけで翌朝まで肌のうるおいをキープしてくれます。
みずみずしいテクスチャーですっきりなめらかに肌へと馴染んでくれるので、寝るときにも気になりません。
口コミ
「肌に自信がないメンズはオルビスミスター使うべき。これ塗り始めてから、気がついたら自分のほっぺた触ってます」
「入浴後に使用。朝起きると保湿効果が実感できますよ」
「少量で凄く伸びがよく、化粧水を浸透させた後に軽く伸ばして使うだけなので時間もかからず楽な上に、翌朝もしっかり保湿されています」
まとめ 夜のスキンケアもしっかり行おう！
朝と夜のメンズスキンケアは目的が異なるため、使用するアイテムやスキンケアの方法を変える必要があります。
・朝のスキンケアでは、肌にうるおいを与えて保湿を行い、日中のダメージから肌を守る。
・夜のスキンケアでは、洗顔で日中の汚れを落とし、うるおいを与えて保湿を行い、寝ている間に肌を休ませられるようにする。
朝と夜のスキンケアはそれぞれ目的が違うため、どちらか一方だけでは足りないため、必ず朝と夜の2回行ってください。
朝と夜のスキンケアをしっかりと行って、肌トラブルのない、キレイで整った肌を目指しましょう！
