メンズのヘアスタイリング剤のひとつである「グリース」。グリースは、濡れ感や動きのある髪型にセットするときに便利なスタイリング剤です。
「グリースはどんな髪型に合う？」「どのグリースを選べばいいかわからない」と悩んでいるメンズも多いのではないでしょうか。できればグリースでセットした髪型を1日中キープしたいですよね。
本記事では、メンズの濡れ髪スタイルに欠かせないスタイリング剤のグリースを選ぶときのポイントやスタイリングするときのポイントを解説します。合わせておすすめのグリースもご紹介するので、グリースで濡れ感のあるセットに仕上げたい方はぜひ参考にしてみてください。
グリースとは？
水分を多く含むグリースは、メンズのウエットな髪型をつくるために欠かせないスタイリング剤です。また、以下のような特徴もあります。
- カチッと固まらないものが多い
- シャンプーで落としやすい
- 手直しがしやすい
メンズのスタイリング剤においてツヤ感とキープ力を保つグリースは、七三分けやオールバックのセットにおすすめです。
種類によってテクスチャーが異なるため、パーマや動きのあるスタイルに使い分けて対応できます。
ワックスとどう違う？同じ髪型にできる？
メンズのスタイリング剤のひとつであるワックスは、半透明でゼリー状のグリースとは異なり、クリームタイプや伸びのあるファイバータイプ、マットタイプの質感のものがあります。
また、ワックスの成分には油分が多く含まれるのに対し、グリースは水分を多く含むためウエット感を出すスタイリングに向いています。
グリースを選ぶときのポイント
グリースを選ぶときのポイントはいくつかあります。基本的には濡れ髪スタイルをキープしたいときに選ぶのがおすすめですが、扱いやすさや香りで選ぶこともポイントのひとつです。
ここでは、グリースを選ぶときのそれぞれのポイントをご紹介します。
なりたい髪型で選ぶ
グリースには「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」があります。
七三分けやオールバック、アップバングなどかっちりと固めたい髪型にセットしたいときは「ハードタイプ」がおすすめです。ツヤ感とキープ力に優れ、1日中スタイリングをキープします。
また、髪の広がりを抑えるメリットもあるため、剛毛やクセがある毛質の方にもおすすめです。
「ソフトタイプ」のグリースは、毛先に動きを出したいスタイリングに向いています。パーマスタイルやくせ毛を活かしたスタイリングが可能です。細い髪質や毛量の少ない方はソフトタイプを選んでみてください。
扱いやすいものを選ぶ
扱いやすいものを選ぶことも大切です。ものによっては水分と油分の割合が異なるものもあるため、テクスチャーも異なります。
固めのテクスチャーでべたつき感があるハードタイプは、伸びは少ないもののキープ力に優れています。対するソフトタイプは柔らかいゼリー状のテクスチャーで、伸びもなじみもいいのが特徴です。ソフトタイプはグリース初心者に向いています。なりたい髪型やシーンに合わせて使い分けましょう。
香りで選ぶ
グリースは香りで選ぶのもポイントのひとつです。
グリースには香りがついているものが多く、中にはバナナやライムなど独特の香りがするものもあります。つけすぎると香りもきつくなるため、事前に確認しておきましょう。
また、ムスクやシトラスなど香りがするグリースは、異性ウケがよく人気があります。きつすぎず好印象を与える香りがおすすめです。
グリースでスタイリングするときのポイント
グリースでスタイリングするときにもいくつかポイントがあります。濡れ感スタイリングを崩さずにキープしたい方は、つけ方のポイントを知っておきましょう。
数回に分けてつける
まずは数回に分けてつけることがポイントです。一度にたくさんの量をつけてしまうと立ち上がりや毛流れをつくることが難しくなります。
数回に分けることで量を調節しながらセットできるため、理想のスタイリングがしやすくなるでしょう。一度につけるときは、人差し指の第一関節くらいの量が目安です。
手にしっかりなじませること
グリースをつけるときは、手にしっかりなじませてからスタイリングしましょう。とくにハードタイプのグリースは硬めなので、手のひらで溶かしてからなじませると伸ばしやすくなります。また、なじみやすくなるコツとして、髪を少し濡らしてからつけるのもおすすめです。
セット力が高いおすすめのヘアグリース5選
グリースで髪型をセットするなら1日中スタイリングをキープしたいですよね。
ここでは、セット力が高いおすすめのヘアグリースをご紹介します。
阪本高生堂 クールグリース
阪本高生堂のクールグリース」は、ナチュラルなツヤ感を生み出すハードタイプのグリースです。髪にダメージを与えずに理想のスタイリングを長時間キープします。ライムの香りがさわやかに香ります。
大容量なので、毎日のセットに気軽に使えるグロースです。
アリミノ メン フリーズキープ グリース
ワックスとグリースを兼ね備えたメンズのスタイリング剤です。動きのあるスタイルをキープするワックスの良さとグリースのようなツヤ感を両立させています。
パリッとせずウエットなツヤ感を長時間キープするハードなセット力が魅力です。
GATSBY(ギャツビー) スタイリンググリース
ツヤ感とハードなキープ力を実現するギャツビーのスタイリンググリースです。立体感とタイトなまとまりがつくれます。
独自のセット成分高配合の固形ゼリー状のテクスチャーで、ツヤを出しながらハードなクセづけが可能。髪表面をコーティングする弾力性ポリマーの成分がパリパリしすぎない表面に導きます。
レタッチ ヘアグリース
セット力とウェット感を兼ね備えたレタッチのヘアグリース。前髪をがちっと立ち上げるアップバングやオールバックなどの立ち上げスタイリングに向いています。
朝にセットしたスタイリングを長時間キープしながら、ジェルのようなウェット感が色気のある濡れ髪スタイルがつくれます。キープ力を発揮しながら固まらないため簡単に手直しも可能です。また、ほかのグリースよりも柔らかいテクスチャーなため、手に伸ばしやすくムラなく塗布できます。
TANTO（ナカノ ワックス） タント グリース
ナカノのタントグリースは、遊びのある動きとウェット感のキープを両立するファイバー配合のグリースです。パーマスタイルやセンターパート、アップバングのスタイリングに向いています。
ナチュラルなツヤ感を演出しつつパリッと固めないスタイリングを実現。香りは、さわやかさや清潔感を与えるシトラスフローラルです。
グリースの使い方や選び方を知ってツヤ感のある大人ヘアをスタイリングしよう
メンズのスタイリング剤で人気のグリースは、ウエットな濡れ髪スタイルを長時間キープするスタイリング剤です。カチッと固まらないことや手直しが簡単にできること、シャンプーで落としやすいことも特徴として挙げられます。
グリースは、ハードタイプとソフトタイプがあるため、なりたい髪型や扱いやすいものを選ぶことが大切です。使用するときは、数回に分けて塗布したり、手にしっかりなじませてから使うようにしましょう。正しい選び方と使い方を知って、ツヤ感のある大人ヘアにスタイリングしてみませんか。
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