メイクの手順がわからないことはありませんか?
メイク初心者さんの中には、なんとなくメイクをしている方も多いと思います。
しかし、基本的にはメイクの手順を守らないと、自然な仕上がりになりにくかったり、メイクが崩れやすかったりすることもあるので注意が必要です。
そこで本記事では、基本的なメンズメイクの手順について詳しく解説します。
メイク初心者さんも手順に沿ってメイクをすることで、雰囲気が垢抜けて見えますので、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
正しい手順でメイクするとどうなる?
メイクの手順を守ることで、メイクが肌に密着して自然で綺麗な仕上がりをめざせます。
ここでは、正しい手順でメイクすると得られる3つのメリットを紹介します。
1.メイクノリがよくなる
正しい手順で化粧をすると、メイクノリがよくなります。
ベースメイクは塗る順番を間違えると、肌が乾燥するなどしてメイクが密着しないことがあるからです。
たとえば、スキンケアをせずにBBクリームを塗ると、ベースメイクが肌になじまずにムラになる場合もあります。
しかし、しっかりとベースメイクの手順を守って化粧すると、潤いのあるキメの整った肌になり、メイクノリがよくなるのです。
2.自然に仕上がる
正しい手順でメイクすると、自然な仕上がりになります。
メイクはポイントの置き方や、色の濃さの加減が重要だからです。
たとえば、眉毛を描くのが一番最後になった場合は、アイメイクとのバランスが取りにくくなります。
また、リップを一番先に塗った場合は、どのくらいの濃さだと自然なのかわからなくなることもあります。
さらに、BBクリームより先にコンシーラーを塗ると、カバーしたい部分を隠せないこともあるのです。
このように、メイクのバランスを取り、自然に仕上げるためにも手順を守ることが大切です。
3.メイクが崩れにくくなる
正しい手順でメイクすると、時間が経っても化粧崩れしにくくなります。
ポイントメイクをするときは、その前につけた化粧品の油分によって、よれやすくなることがあるからです。
たとえば、アイブロウやアイシャドウを塗る前に、フェイスパウダーを使用していないと、肌に油分が多く残るため、時間が経つとメイクが落ちやすくなります。
また、アイライナーの前にフェイスパウダーがついていないと、目の下が黒くなることもあります。
メイク崩れを防止し、綺麗な状態をキープするためにも手順を守りましょう。
基本的なメンズメイクの手順
基本的なメンズメイクは以下の手順で行うと、ナチュラルな仕上がりになります。
- スキンケア
- 日焼け止め
- BBクリーム
- コンシーラー
- フェイスパウダー
- アイブロウ
- アイシャドウ
- アイライナー
- リップ
ここでは、それぞれのメイクの手順について詳しく紹介します。
いつもしているメイクの手順で合っているのかわからない方は、ぜひ確認してみてくださいね。
1.スキンケア
メイクをする前は、まず化粧水と乳液でスキンケアしましょう。
潤いが足りず乾燥している肌に直接メイクすると、ムラになったりキメが乱れて見えやすいからです。
特に男性は肌がべたつきやすい方が多くいますが、実際は肌の内側の水分が足りていないことが多いため、しっかりとしたスキンケアが重要です。
【スキンケアの手順】
- 洗顔後、500円玉サイズ程度の化粧水を肌につける。
- 化粧水が浸透したら、10円玉サイズ程度の乳液を肌につける。
- 手のひらで顔を包み込むようにして、肌になじませる。
※こすらないようにやさしくスキンケアすると、肌への刺激を防げます。
関連記事:【メンズスキンケア】化粧水の選び方や使い方を徹底解説!~スキンケアで清潔感のある肌に~ (cosmell.jp)
2.日焼け止め
スキンケアが終わったら、日焼け止めを塗ります。
BBクリームに日焼け止め効果が含まれるものもありますが、日焼け止め単品でも塗ることで、日焼けやシミ、たるみ予防ができます。
【日焼け止めの手順】
- 日焼け止めが液状であれば1円玉サイズ、クリームタイプであればパール1粒分サイズを目安に手の甲に取る。
- おでこ・鼻・両頬・あごの5点に置く。
- 中央から外に伸ばすように塗る。
- 余った日焼け止めを首にも塗る。
※頬や鼻などの高い位置にある部分は日焼けしやすく、シミやそばかすにもなりやすいので、たっぷりと塗りましょう。
3.BBクリーム
日焼け止めの次はBBクリームを塗ります。
BBクリームには水分や油分が多く含まれているため、日焼け止めの次に塗ることで肌へのなじみがよくなります。
【BBクリームの手順】
- パール1粒サイズのBBクリームを手の甲に出す。
- おでこ・鼻・両頬・あごの5点に置く。
- 中央から外に向けて伸ばすように塗る。
※生え際やフェイスラインに向かうほど薄めに塗ると、肌がのっぺりせずに立体感が加わります。
関連記事:韓国メンズメイクに欠かせない!美肌になるためのBBクリームの選び方・塗り方とは? (cosmell.jp)
4.コンシーラー
BBクリームの次はコンシーラーで気になる部分をカバーします。
先に塗ったBBクリームである程度はカバーできているので、細かい部分を隠していきます。
【コンシーラーの手順】
- 肌の気になる部分より広い範囲にコンシーラーを塗る。
- 塗った部分の周囲を指の腹でトントンとなじませる。
※気になる部分を隠したいからと言って塗り過ぎると、ひびが入るなどしてよれやすくなるので、控えめに塗るのがポイントです。
関連記事:メンズのニキビ隠しにおすすめ!使いやすいコンシーラー10選 (cosmell.jp)
5.フェイスパウダー
コンシーラーを塗り終わったら、フェイスパウダーをつけます。
BBクリームのみでベースメイクを終わらせる男性も多いですが、フェイスパウダーをつけることで次につけるポイントメイクの発色がよくなり、べたつきやテカリ防止にもなります。
【フェイスパウダーの手順】
- パフにパウダーを取る。
- パフを半分に折り、パウダーを揉み込む。
- パウダーを顔全体につける。
※目の下や小鼻はパフを半分に折るとつけやすくなります。
関連記事:【韓国メイク】初心者でも簡単に使える!おすすめのメンズパウダー3選 (cosmell.jp)
6.アイブロウ
ポイントメイクの中では、一番先にアイブロウを描きます。
アイブロウを描く前にアイメイクやリップをすると、顔全体のバランスを取りにくくなるからです。
【アイブロウの手順】
- パウダーアイブロウの場合はブラシに取り、手の甲で余分な粉を落とす。
- 眉尻→眉中央→眉頭の順番で描く。
※眉尻を濃く、眉頭を薄く描くことで、立体感のある自然な眉毛に仕上がります。
関連記事:【韓国メンズメイク】トレンドを押さえた眉毛の描き方とアイブロウの選び方を紹介 (cosmell.jp)
7.アイシャドウ
アイブロウの次は、アイシャドウでまぶたに陰影をつけます。
アイライナーの前にアイシャドウを塗ることで、アイライナーを落とさずに、綺麗に発色します。
【アイシャドウ(グラデーションカラー)の手順】
- 一番薄い色をまぶた全体に塗る。
- 中間色をまぶた半分程度に塗って、薄い色との境目をぼかす。
- 濃い色を目の際に塗り、中間色との境目をぼかす。
※まぶたの際から濃い色塗り、上に向かうにつれて薄くぼかすことで、目元の彫りが深く見えます。
関連記事:【韓国メンズメイク】垢抜けられるアイシャドウの選び方と塗り方を紹介! (cosmell.jp)
8.アイライナー
アイシャドウの次はアイライナーを引きます。
アイメイクの最後にアイライナーを描くことで、目元がキリっと引き締まります。
【アイライナーの手順】
- 片手でまぶたを持ち上げる。
- まつ毛の隙間を埋めるように、目頭から目尻に向けて小刻みにアイライナーを引く。
※アイライナーはなるべく細く引くことで、自然に目が大きく見えます。
9.リップ
最後にリップを塗ることで、顔全体のバランス感を調整します。
【リップの手順】
- 乾燥しないようベースにリップクリームを塗る。
- 唇の山からリップを直接塗る。ナチュラルにしたい場合は、指に取って塗る。
- 上唇と下唇を合わせてなじませる。
※リップを濃く塗り過ぎたら、ティッシュでオフするとなじみがよくなります。
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正しい手順でメイクして自然な仕上がりをめざそう!
本記事では、基本的なメンズメイクの手順について解説しましたがいかがでしたか。
スキンケア→ベースメイク→アイブロウ→アイメイク→リップの手順で行うのが基本です。
この手順がバラバラになると、メイクが肌にフィットしにくくなったり、濃くなりすぎたりすることもあるので注意が必要です。
ぜひ、正しい手順でメイクをして、自然で綺麗な仕上がりをめざしましょう。