「今年の夏はメンズの古着を着こなして周りとコーデの差をつけたいけど、古着ってオシャレ上級者な感じがして自分には手が届かないなあ…」
なんて悩んでいる方も多いはず。
そんなメンズへ向けて、古着初心者でも簡単に着こなせる古着の取り入れ方や、おすすめの70~80sの定番の古着アイテムを紹介します!
トップス編
70年代のタイダイ柄Tシャツは夏の古着の定番!
70年代のファッションは時代背景や文化と密接にクロスオーバーしていて、時代の空気感がファッションにも色濃く反映されているところが面白みのひとつでもあります。
タイダイ柄の大胆なデザインはインパクトも強く、トレンドのオーバーサイズでサラッと着こなしたいところ。定番というくらいなので毎夏の着回しもオッケー。クローゼットに1枚は置いておきたい頼りがいのある古着アイテムです。
あとで紹介するショート丈とのレイヤードも相性抜群です!
同じく70年代に市民権を得た「バンドTシャツ」
1960年代にライブ会場で発売され始め、70年代に爆発的に流行したロックバンドのTシャツ。今では説明不要なくらいすっかり夏の定番アイテムとなっています。
現代に流行している音楽ジャンルのほとんどの源流は60~70年代に遡ることができるといっていいくらいですし、まさに音楽とファッションのカルチャーの象徴となっています。
実際には自分が知らない歴史上のバンドのTシャツであっても現代ではファッションアイテムとして独立しているので、オシャレ好きの人にはもはや生活必需品といってもいいくらいです。
気に入ったデザインのバンドTシャツなら何枚あっても邪魔になりませんよ!
ボトムス編
'80sファッションの進化系!アイスブルーデニム
単に色落ちしたデニムは80年代では一般的に「ケミカルウォッシュ」と呼ばれていました。
そこからさらにブリーチ加工して全体的に真っ白までいかない、インディゴがほのかに残った氷を思わせる「水色」のデニムが現在では「アイスブルーデニム」と呼ばれるようになりました。
2022年のトレンドは腰の位置より少し高めで履くハイウエストが主流となっていますが、ジャストな高さで履いても綺麗なシルエットを表現できます。
シンプルにトップスをレイヤードして履くのもよし、今年のトレンドならシャツの裾をタックインして全体をすっきりした印象で履くのがオススメです。
もう少しデニムの形にこだわりたい人には万能ストレートデニムがオススメ
Aラインのシルエットやベルボトムがあまり好みじゃない人は、体型に合わせやすいストレート型のアイスブルーデニムを取り入れるのもオススメです。
夏らしくロールアップしてコーデ全体のアクセントを腰から上に置きたい場合でもアレンジを楽しめるでしょう。
ロールアップは足首が見えちゃうと逆に短足に見えてしまうので、基本は踝(くるぶし)までにしましょう。
足元編
気になる夏の足元には定番系のスニーカーで間違いなし!
夏の古着コーデの足元には、爽やかな印象の白ソックスにこちらも定番のコンバースなどのクラシックなローカットスニーカーが合わせやすいです。
現行品でも全く問題なくコーデできるでしょう。夏らしく、大胆な柄や攻めた原色系がおススメです!
古着コーデには、ゆるい印象のサンダルもばっちりハマります
「夏にスニーカーを履くのは暑苦しくて抵抗があるなぁ」と感じたらもちろんサンダルでもオッケーです!
今のトレンドを取り込むならグルカサンダルを合わせると尚のことレトロ感と大人っぽさが演出できますね。
トップスとボトムスに古着を取り入れたら、足元は思い切って外して全体の見た目が軽くなるように意識してみましょう。
足元は自分の顔と同じくらい大事な部位なので、ここで思い切れるかどうかが周りと差をつけるオシャレの大きなポイントにもなります。
古着のショート丈も取り入れて現代風コーデにアレンジしましょう!
夏の古着コーデに現代風のトレンドを加えてバリエーションを持たせたいなら、ショート丈のアイテムをゲットして表現に幅を持たせるのもコーデのテクニックです。
シンプルなロング丈の無地Tシャツの上からグラフィックロゴの入ったショート丈や派手柄をレイヤードすることで一気にオシャレの段階が上がります。
ショート丈のレイヤードは難しそうですが実はとてもシンプル。
このときこそと気合が入りすぎて中に着ているシャツの丈が長すぎると全体的に野暮ったくなるので、全体のバランスと丈感には気を付けましょう。
夏の古着コーデのまとめ
ここまで2022年の夏に取り入れたい古着のコーデを紹介してきました。
古着のアイテムには時代ごとに人々に愛されてきた歴史があるからこそ、現代にも通ずるファッションの魅力がたくさん詰まっていることがわかりますね。
2022年現在のファッションのトレンドも、何十年経てばそれは「古着」となってまた新たなトレンドとして生まれ変わるので、現代のトレンドの中にサラッと「古着」のアイテムを取り入れることでオシャレ初心者の人でも周りに一目置かれるファッションコーデを表現することができるのです。
実際に古着がお洒落かどうかはモノによるし、個人のセンスにもよるのですが「古着」にしか出しえない使用感や風合いのようなものが一番の魅力だと断言できます。
これまで古着に苦手意識があった人や、興味はあったけど着こなし方が分からなかったという人の参考になればと思います。2022年の夏のコーデに古着を取り入れてファッションを楽しみましょう!
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