近年スキンケアをする男性が増えており、次はメイクに挑戦したいと思っている方も多いでしょう。
そんな男性は、ナチュラルメイクから始めるのがおすすめです。
気になる部分をメイクでカバーしつつも、印象をガラリと変えすぎないので、メイク初心者さんも取り入れやすいのが特徴です。
そこで本記事では、メンズがナチュラルメイクをするメリットや必要なアイテム、メイクのやり方について解説します。
自然に見えるメンズメイクがしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
メンズのナチュラルメイクとは
メンズのナチュラルメイクがどのようなものかご存知でしょうか。
ナチュラルメイクとは、元の自分のよさを引き出しながら、気になる部分はしっかりとカバーできるメイク方法です。
具体的には、メンズのお悩みに多いニキビ跡や青ヒゲはベースメイクで隠しつつ、顔立ちがはっきりするように眉毛を描いていきます。
メイクはしているものの、ナチュラルな仕上がりになるので、ファッションやシーンを選ばないのが特徴です。
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メンズのナチュラルメイクのメリット
メンズがナチュラルメイクをすることで、どのような効果を得られるのか気になると思います。
そこでここでは、メンズがナチュラルメイクをするメリットを3つ紹介します。
メイクが周りにバレにくい
ナチュラルメイクは色味を濃くしたり、強調させたりしないので、メイクが周りにバレにくいのが特徴です。
肌に馴染みやすい色合いを使用して、元の自分を変え過ぎずにメイクをするので、周りの人も気が付きにくいのです。
初めてのメイクは、「周りにどう思われるか心配」という方も多いと思うので、ナチュラルメイクから始めてみるのもよいでしょう。
自然な印象で垢抜けられる
ナチュラルなメイクでも清潔感が出て、垢抜けた印象になります。
何もせずにクマやニキビ跡が目立っていたり、眉毛がボサボサだったりすると野暮ったい印象になりやすいのです。
しかし、ベースメイクで肌を綺麗に見せたり、アイブロウで眉毛を整えたりすると、これだけでもシャープな印象になります。
やり過ぎなメイクは避けつつ、ナチュラルにメイクをすることで爽やかさも出て、女性にも好印象を与えられます。
自分のパーツを活かせるので自信が持てる
ナチュラルメイクは、自分のパーツのよさを引き立てることができるので、自信が持てるようになります。
目や鼻、口などのパーツはそのままに、気になる青ヒゲやニキビ跡をカバーできるので、心も前向きになれるのです。
本来の自分らしさを出しながら、少しの変化を取り入れることで、マインドに作用してさまざまなことに意欲的になれます。
メンズのナチュラルメイクに必要なアイテム
ナチュラルなメイクにするには、どのアイテムを使えばいいか分からない方も多いと思います。
そこでここでは、メンズがナチュラルメイクをするときに必要なアイテムを3つ紹介します。
美肌に見せる「BBクリーム」
BBクリームは、美容液・日焼け止め・化粧下地などを兼ね備え、色や質感によって肌を綺麗に見せられるアイテムです。
肌の色ムラや青ヒゲも厚塗り感がなく、自然な形でカバーできます。
ファンデーションよりも薄付きなので、ナチュラルに仕上げたいメンズにぴったりです。
また、多くの男性向けコスメブランドから発売されているため、手に取りやすいアイテムと言えます。
ニキビ跡やシミを隠せる「コンシーラー」
コンシーラーは、気になるニキビ跡やシミ、クマなどをピンポイントで隠せるアイテムです。
部分的に塗ることで濃いメイクにならず、ナチュラルな印象に仕上がります。
ニキビ跡には黄色や緑系、シミにはピンク系、青いクマにはオレンジ系のコンシーラーを使用すると、補色効果で気になる部分が上手にカバーできます。
整った眉毛になる「アイブロウ」
アイブロウは、眉毛の形を綺麗に整えられるアイテムです。
眉毛が薄かったり、まばらに生えていたりする部分に色を足すことで、理想の眉毛の形に近づき顔の印象がはっきりとします。
アイブロウは髪の毛の色に合わせて選ぶのが基本ですが、自然に見せたい場合はグレーやブラウンを選ぶと、色が濃く見えずに済みます。
メンズのナチュラルメイクの基本のやり方
メイクをしたときに違和感が出ないように、自然に見せたい方が多いと思います。
そこでここでは、BBクリーム・コンシーラー・アイブロウのナチュラルなやり方を紹介します。
BBクリームの塗り方
BBクリームは間違った塗り方をすると、ムラになったり、日焼け止め効果が半減したりするので、基本の塗り方を覚えておきましょう。
- BBクリームをパール1個分程度、手の甲に出す。
- おでこ・鼻・頬・あごに乗せる。
- おでこや頬から、BBクリームを中央から外側に伸ばすように塗る。
- 鼻やあごも同様に塗る。
- 鼻下やまぶたにも同様に塗る。
- すべて塗り終わったら、手の平で顔を包み込むようにしてBBクリームを密着させる。
塗るときに肌を擦ってしまうと乾燥やたるみの原因になるので、肌の上を優しく転がすよう伸ばしましょう。
コンシーラーの塗り方
コンシーラーの塗り方を覚えると、粗が目立たない整った肌に見せられます。
- コンシーラーを指先やチップに少量取る。
- ニキビ跡やシミ、クマなどの隠したい部分から、ややはみ出し気味にコンシーラーを付ける。
- コンシーラーを付けた部分の周囲のみを指でトントンさせて馴染ませる。
量を多めに塗ってしまうと、乾燥してひびが入ったり肌と馴染みにくくなったりするので、薄く塗るのがポイントです。
アイブロウの描き方
眉毛の印象はとても大きいので、濃く描き過ぎないようにしましょう。
- アイブロウパレットの場合は、ブラシにパウダーを取る。
- 眉山から眉尻にかけて、眉毛を1本1本描き足す。
- 眉毛の中間から眉山にかけて同様に描く。
- 眉頭から中間にかけて同様に描く。
眉頭は一番薄く、眉尻を一番濃く描くと、眉毛に立体感が出て自然に見えます。
メンズのナチュラルメイクの注意点
メイクをするときは、いくつかのポイントに気を付けなければナチュラルな仕上がりになりません。
ここでは、メンズがナチュラルメイクをするときの注意点を3つ紹介します。
スキンケアをしっかりする
メイクをする前は、スキンケアをしっかりと行いましょう。
肌がべたついていたり、乾燥していたりすると、メイクが綺麗に塗れません。
また、メイクが崩れやすくなり、不自然に見えてしまうこともあります。
メイク前はきちんと洗顔を行い、化粧水や乳液を付けることで、化粧ノリがよくなってメイクが綺麗に仕上がります。
窓の近くでメイクする
メイクをする際は、自然光が入る窓の近くで行なうようにしましょう。
なぜなら、照明の色によって、肌の色や質感の見え方が異なるからです。
たとえば、黄色い照明の下でメイクをすると、肌が光を吸収してしまい、色味がわからなくなることがあります。
自分の肌は自然光が一番ナチュラルに見えるので、窓の近くでメイクをするのがポイントです。
濃く塗り過ぎない
メイクは濃く塗り過ぎないように心掛けていても、気が付いたら厚化粧になっていたということもあります。
主な原因として、真剣にメイクをし過ぎて顔全体を見られていないことや、気になる部分を隠したいという想いから重ね塗りをすることなどが挙げられます。
鏡を見るときはさまざまな角度から顔を見てバランスを確認し、塗り過ぎないようにしましょう。
ナチュラルメイクでもクレンジングが必要
「ナチュラルメイクなら洗顔フォームで落とせそう」と思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、いくら薄く自然にメイクをしたとしても化粧品の成分は油性なので、クレンジングをしなければメイクを落とすことはできません。
洗顔料だけで洗っていると肌に化粧が残ってしまい、毛穴が詰まってニキビができることもあります。
そのため、メイク落としを使用してしっかりとクレンジングするようにしましょう。
ナチュラルメイクでいつもよりかっこいい自分になろう!
ナチュラルメイクは、気になる部分をメイクでカバーしながらも自然な仕上がりになるので、いつもの自分の印象を変え過ぎずに済むのが特徴です。
メイクをしていることが周りからバレにくくしながら、肌や眉毛が整うことで垢抜けられます。
また、ナチュラルメイクはスキンケアをしっかりとした上で、BBクリーム・コンシーラー・アイブロウを薄く塗って、足りない分は後から少しずつ足すのがポイントです。
ぜひ、メンズでもナチュラルメイクを取り入れて、いつもよりかっこいい自分をめざしましょう。