最近では、BBクリームやアイブロウなどのメイクをする男性が増えており、次は目元メイクに挑戦したいと思っている方もいると思います。
顔のパーツの中でも目は印象に残りやすく、目元メイクをするだけでも今っぽさを出せます。
一方で、「目元メイクは難しそう」「どうやればいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、メンズの目元メイクに必要なアイテムや基本のやり方、失敗しないポイントをご紹介します。
目元メイクの落とし方についても紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
メンズが目元メイクをするメリット
メンズが目元メイクをすると魅力的な目になりますが、どのような効果を得られるのか気になると思います。
ここでは、メンズが目元メイクをするメリットを3つご紹介します。
目が大きく見える
男性が目元メイクをすると、目を大きく見せられます。
目のふちにラインを引いたり、まつ毛をボリュームアップさせたりすることで、目元が際立ちます。
また、目が大きいと初対面でも印象に残りやすく、モテる男性のひとつの条件とも言えるでしょう。
目が小さいことや腫れぼったく見えることにコンプレックスを感じている人には、目元メイクが効果的です。
目元の彫りが深く見える
目元メイクはまぶたに陰影を付けることで、目元の彫りを深く見せられます。
日本人は平面的な顔立ちでのっぺりとした印象に見えやすいですが、目元メイクで凹凸を出せば、立体感のあるはっきりとした顔立ちになれるのです。
また、彫りが深く見えると、顔に奥行きを感じられるので小顔効果も狙えます。
なりたい顔のイメージに近づける
なりたい顔のイメージに近づけられるのも、目元メイクのメリットです。
目元の印象は大きいので、髪型やファッションを変えるのと同様にイメージチェンジできます。
たとえば、韓国アイドルのようなキリッとした印象にしたいなら、横幅を強調した目元メイクを。
目を丸く見せたいなら涙袋メイクを取り入れるなどすると、素顔の自分にはない雰囲気になれます。
メンズの目元メイクに必要なアイテム
目元メイクをしてみたいけれど、どのようなメイクアイテムを揃えればいいのか分からない方もいると思います。
そこでここでは、メンズの目元メイクに必要なアイテムを3つご紹介します。
まぶたに陰影を付ける「アイシャドウ」
アイシャドウは、まぶたや下まぶたに色を付けることで、目元に陰影や輝きが加わります。
立体感や艶が加わることで、目元を華やかに見せられます。
目元メイク初心者さんがアイシャドウを取り入れるときは、ベージュやブラウン系の複数の色が入ったパレットタイプを選ぶのがおすすめです。
肌に溶け込みやすい色なので、ナチュラルなグラデーションを付けやすく、失敗しても目立ちにくいのが特徴です。
目を大きく見せる「アイライン」
まつ毛の生え際部分に細い線を入れることで、目を強調させたり大きく見せたりできるのがアイラインです。
目尻側に長く引くと切れ長に見せられ、黒目の上部分のみ太く引くと丸い目に見せられます。
また、アイラインを細く引けばメイクをしていないようにも見えるので、メイクが周りにバレたくない方にも向いています。
目をはっきり見せたければ黒を、ナチュラルな印象にしたければ茶色のアイラインがおすすめです。
まつ毛を長くする「マスカラ」
マスカラはまつ毛をボリュームアップさせたり、長くしたりできるアイテムです。
まつ毛が強調されることで、目元がはっきりとした印象になり、横顔も綺麗に見えます。
また、メンズがマスカラをするときは、ロングタイプがおすすめです。
まつ毛1本1本が自然な形で長くなるので、マスカラを初めて使う方でもナチュラルな仕上がりになります。
メンズの目元メイクの基本のやり方
「目元メイクは難しそう」「上手くできるかな」と思っている方は多いのではないでしょうか。
基本のやり方を押さえれば、誰でも簡単に目元メイクができます。
ここでは、アイシャドウ・アイライン・マスカラの基本の塗り方をご紹介します。
アイシャドウの塗り方
メンズの目元を立体的で魅力的に見せられる、基本のグラデーションカラーの塗り方を紹介します。
- 薄いカラーをまぶた全体に塗る。
- 中間カラーをまぶたの半分程度に塗り、薄いカラーとの境目が馴染むようにぼかす。
- 濃いカラーを目の際に細く塗り、中間カラーとの境目が馴染むようにぼかす。
- 明るいベージュ系カラーを下まぶたに細く塗り、涙袋のように見せる。
アイシャドウの色をはっきり出したいときはチップを、自然に見せたいときはブラシを使用すると綺麗に発色します。
また、涙袋風のアイシャドウは、笑ったときに下まぶたが膨らむ部分に入れると、ナチュラルに見えます。
アイラインの入れ方
アイラインはまつ毛の際に沿うような形で、細く引くのがポイントです。
- 目を閉じて、まぶたを軽く引き上げるようにする。
- 目頭から黒目の上まで、まつ毛の際ギリギリ部分にラインを引く。
- 黒目上から目尻までラインを引く。
一気にラインを引かずに少しずつ丁寧に引くと、ガタガタの線にならず綺麗に仕上がります。
また、アイライナーは立たせずに、寝かせて書く方が上手に書きやすいのでおすすめです。
マスカラの塗り方
マスカラの量が多すぎるとダマになりやすいので、余分な分は容器のふちでしごいてから塗りましょう。
- マスカラのブラシを根元に当て、ジグザグと小刻みに動かしながら毛先に向けて伸ばす。
- 目頭や目尻部分もブラシの先端を使って同様に塗る。
- やや上目遣いをして、下まつ毛にも同様に塗る。(下まつ毛が少ない人は、ブラシを縦にして塗る。)
上のまつ毛にマスカラを塗った後に、液を足さずにそのまま下まつ毛に塗ると、マスカラが付き過ぎずに自然なまつ毛に仕上がります。
まぶたにマスカラが付いてしまったときは、綿棒に乳液を含ませて優しく拭くと、綺麗に取れます。
失敗しない目元メイクのポイント
せっかく目元メイクをしたのに「いい感じにならない」「時間が経って崩れてしまった」とならないためには、いくつかのコツが必要です。
ここでは、目元メイクが初めての方でも失敗しないポイントを3つご紹介します。
仕込みのパウダーを付ける
目元メイクをする前は、まぶたや下まぶたにパウダーを付けてサラサラな状態にしましょう。
男性は皮脂量が多く目元もべたつくことがあるため、なにもしないでメイクをすると、よれやすくなったり綺麗に発色しなかったりするのです。
そのため、ベースメイクが終わった後はパウダーを軽く付けて、余分な皮脂を抑えてから目元メイクをするのがポイントです。
濃く塗り過ぎない
メンズの目元メイクは、濃く塗り過ぎないようにするのがポイントです。
アイシャドウを濃く塗ったり、アイラインを太く引いたりすると、違和感が出てきつい印象になることがあります。
さらに、かえって目を小さく見せてしまうことにもなりかねません。
そのため、目元メイクをするときはなるべく薄塗りし、足りない部分は後から少しずつ足すようにしましょう。
アイメイクの順番を守る
目元メイクをするときは、下記の順番で行いましょう。
- アイシャドウ
- アイライン
- マスカラ
塗る順番をバラバラにすると、綺麗に塗れなかったりメイクが取れてしまったりします。
たとえば、マスカラを塗ってからアイシャドウを塗った場合、アイシャドウの粉がマスカラに付いたり、手にマスカラが付いたりすることもあります。
目元メイクは順番を守って塗ることで、メイクがしやすくなって失敗が少なく仕上がります。
メンズの目元メイクの落とし方
目元は皮膚が薄いため、メイクを落とすときに擦ったり圧をかけたりして刺激を加えると、シワや色素沈着の原因となります。
そのため、目元メイクは優しく落とすことが大切です。
ここでは、デリケートな目元部分のメイクを落とす方法をご紹介します。
ポイントメイクリムーバーで落とす
目元メイクは、ポイントメイクリムーバーで落とすのがおすすめです。
ポイントメイクリムーバーとは、目元や口元専用のメイク落としのことで、目元に馴染ませることで優しく落とせます。
目の際に入り込んで落ちにくいアイラインや、なかなか取れないマスカラもスルっと落とせるので、ひとつ持っておくと便利です。
お湯で落とす
メイクは基本的にクレンジングでしか落とせませんが、「お湯で落とせる」と記載のあるアイテムは、お湯で洗い流せます。
一般的に水や皮脂では落ちにくい仕様になっていますが、お湯がメイクと馴染むことで落とせるのです。
クレンジングをするのが面倒な方や落とすときに肌に負担を掛けたくない方は、お湯で落とせるアイテムを使用するのもよいでしょう。
メンズも目元メイクを楽しもう!
メンズが目元メイクを取り入れることで、目元に陰影を付けたり目を大きく見せたりできて、なりたい顔のイメージに近づけます。
また、目元メイクをする前にはまぶたにパウダーを付けてサラサラな状態にして、アイシャドウやアイライン、マスカラを厚塗りしないことで失敗が少なく済みます。
目元は皮膚が薄くデリケートな部分なので、ポイントメイクリムーバーやお湯で落とせるもので、優しく落としましょう。
ぜひ本記事を参考に、目元メイクを楽しんでくださいね!