メンズスキンケアの手順で欠かせない「乳液」。乳液をスキンケアで取り入れることで肌にうるおいを閉じ込め、より美肌に近づけることができます。美肌を手に入れるためには、手順よく乳液をプラスする必要があるため、乳液の正しい付け方を知っておくと便利です。
今回は、メンズスキンケアにおける乳液の正しい付け方を紹介します。また、乳液をつけるタイミングやおすすめの乳液も紹介しているので、参考にしてみてください。
乳液の役割とは？
乳液の役割は、肌にバランスよく水分と油分を補うことです。化粧水だけでは、取り込んだ水分が蒸発してしまうため、乾燥を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、乳液をプラスすることによって水分を閉じ込め、肌のゴワつきをなくしたり、乾燥から肌を守ったりする役割を果たします。ここでは、乳液の役割を詳しく解説していきましょう。
肌トラブルを改善する
乳液は、水分を保護するだけでなく肌トラブルの改善も期待できます。肌表面がべたつきやすい男性の中には、実は肌の内側が乾燥しているインナードライになっている人は少なくありません。
乾燥すると肌は皮脂の分泌量を増やそうとするので、乳液で肌の水分蒸発を防ぎながらうるおいを閉じ込めることが大切です。化粧水でうるおいを取り込んだら乳液でしっかり蓋をすることで、肌の乾燥を予防して皮脂の分泌過多も防げます。
ベタつきやテカリを抑える
乳液は、肌のベタつきやテカリを抑える役割も果たします。男性の肌は女性の肌と比べて皮脂の分泌量が多くべたつきやすいので、「乳液を塗ったらもっとべたつくのでは？」と思う人も多いでしょう。
しかし、乳液を継続して使用することで肌のべたつきが軽減していくといわれています。
乳液をつけるタイミングは？
乳液をつけるタイミングは、いつでもいいわけではありません。できれば、朝と夜、化粧水のあとに使用するのが効果的です。ここでは乳液、をつけるタイミングを紹介します。
朝と夜の1日2回
乳液を使うタイミングは朝と夜の1日2回、洗顔後がベストです。洗顔では、肌に必要な皮脂や保湿成分も一緒に洗い流してしまうので、洗顔後は化粧水と乳液で保湿をしましょう。
乾燥肌の人はもちろんオイリー肌の男性も洗顔後の乳液は必要です。洗顔後は肌が乾燥しがちなので、乾燥で肌トラブルを招かないためにも化粧水と乳液のセットを朝と夜の1日2回行いましょう。
【朝の乳液の順番】
- 洗顔
- 髭剃り（必要であれば）
- 化粧水
- 乳液
- 日焼け止めや化粧下地
【夜の乳液の順番】
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
朝に洗顔をしない人は、夜の入浴時の洗顔後に保湿ケアをしてもOKです。
化粧水のあとすぐ
乳液の手順は、化粧水のあとすぐがベストです。洗顔後のきれいな肌に化粧水で水分をチャージしたら、油分を含んだ乳液で肌に蓋をしましょう。
スキンケア商品の中には、乳液を最初に行う手順のものもありますが、基本的には肌に水分をしっかり補ってからの方がうるおいを持続しやすくなります。肌の内側に水分を届け、浸透させるためにも化粧水をしてから乳液の順番が適切です。
また、乳液は、化粧水が肌になじんでから塗りましょう。肌に水分が残った状態で乳液を塗るとスキンケア効果が半減するので、肌になじんだのを確認してから塗るようにしてください。
乳液の正しい付け方
乳液には付け方があります。スキンケアをしてきれいな肌を手に入れるためにも、乳液の正しい付け方を知っておきましょう。
ここでは、乳液の正しい付け方を紹介します。
適量を手のひらに出す
乳液を適量手のひらに出します。「適量」は、商品によって異なるので、商品に記載の目安量を参考にしましょう。もし、目安の表示がなければ、10円玉サイズくらいを目安にしてみてください。
ポイントは、乳液を手に取ったらまずは手のひらで温めること。人肌の温度に温めることで肌への浸透力が高まるといわれます。たくさん塗ったから効果が出るわけではないので、出し過ぎには注意して使用量を守りましょう。
手のひらで伸ばして顔全体に広げる
乳液を手のひらに適量出したら、手のひら全体に伸ばします。たとえば、そのまま顔にぬるとムラになりやすく、冷たい乳液は刺激になることもあるからです。
乳液を塗るときのポイントは、以下の2つです。
- 中心から外側へ塗る
- 部位によって量を変える
まずは乾燥しやすい頬から塗り、鼻周りへと進んでいき、頬を引き上げるように中心から外側へ伸ばすことです。そのあと、おでこやあご、口元などまんべんなく塗っていきましょう。
手で押し込むように塗る
乳液の付け方のポイントのひとつは、力を加えず手で押し込むように塗ることです。たとえば、こすったり、強い力で塗ったりすると肌にダメージが蓄積されてバリア機能の低下を引き起こす原因となります。
化粧水も同様ですが、顔の中心から外側へ向かって、やさしくなじませましょう。
メンズにおすすめの乳液5選
「どの乳液を選んだらいいかわからない」「まずは安価なものから試したい」と乳液初心者のメンズのためにも、ここではメンズにおすすめの乳液をまとめてみました。
それぞれメーカーごとに特徴が異なるので、自分の肌に合った乳液を選んでみてください。
NILE ディープエマルジョン
「NILE ディープエマルジョン」は、脂性肌や敏感肌にも使えるサラサラ肌に仕上がる乳液です。
水分蒸発を防ぎながら肌に膜を形成し、うるおいに蓋をすることで1日中うるおいのある肌へと導きます。サラサラ肌を持続するポイントは、フェイスオイルの採用です。
「NILE デープエマルジョン」は一般的な乳液とは異なり、植物由来のフェイスオイル成分を配合しています。一般的な分子量よりも小さい分子サイズで肌なじみがいいため、ベタつきが感じにくいテクスチャーです。
また、ツボクサエキス（シカ）を配合し、うるおいを閉じ込めながらトラブルケアも実現します。
マニフィーク 乳液 メンズ
「マニフィーク 乳液」は、保湿成分をたっぷり配合したミルキィローションです。配合している浸透促進成分や保湿成分が洗顔やひげそり後のバリア機能をキープし、素肌をととのえます。乾燥を防ぐ効果を高めるためにも、乳液とともにライン使いがおすすめです。
また、天然香料を使用しているため、軽やかで洗練されたフローラルウッディの心地よい香りがリラックスな気分を高めてくれます。
バーキュリー 乳液 メンズ
「バーキュリー 乳液」は、シワ改善・シミ予防に注目の成分「ナイアシンアミド」を配合したモテ肌を叶える乳液です。
6種のエイジングケア成分が肌悩みに多角的にアプローチします。リッチでコクのあるテクスチャーで、肌へのなじみもばっちりです。
刺激の強いアルコールや鉱物油、パラベンなどの成分を配合していないので、肌が弱い男性も使えます。また、肌の乾燥が気になる人や刺激の弱い乳液を探している人、シワやシミなどが気になる人、肌をきれいにしたいなどの肌悩みの人におすすめです。
LUCIDO(ルシード) 【医薬部外品】薬用 トータルケア乳液
出典：amazon LUCIDO(ルシード) 【医薬部外品】薬用 トータルケア乳液
「LUCIDO(ルシード) 【医薬部外品】薬用 トータルケア乳液」は、気になる肌悩みを1本でケアできるスキンミルクです。カサつきやシミ、シワ改善にも期待でき、使用感ではベタつかずしっかりうるおいを与えてくれます。
また、いくつかの有効成分や保湿成分配合で、肌をうるおいで満たしながら乾燥から肌を守ります。
こんな肌悩みの人におすすめです。
- シミ対策
- 乾燥小じわ対策
- カミソリ負け対策
- テカリ対策
- くすみ対策
- ハリ対策
これらの肌悩みがあり、リーズナブルにスキンケアを試したい男性は、ぜひ試してみてください。
NALC 乳液 薬用
「NALC 乳液」は、「乾燥肌の救世主」といわれるヘパリン類似物質配合の乳液です。肌のバリア機能を整え、うるおいをキープします。
伸びがよく、少量でも全体にくまなく塗れるので、コスパも抜群。また、有効成分として配合されたグリチルリチン酸ジカリウムがにきびを防ぐ効果も期待できます。乳液として使いながら日々のにきびケアはじめ肌荒れやしもやけ、ひび対策にもおすすめです。
さらに、スクワラン、ヒアルロン酸などの保湿効果で乾燥から肌を守り、 すこやかな肌に導きます。
乳液の正しい使い方を知ってすこやかな美肌を手に入れよう
乳液には、肌トラブルを改善したり、ベタつきやテカリを抑える効果が期待できます。化粧水で肌に取り込んだ水分を閉じ込めることで乾燥から肌を守るアイテム、乳液。化粧水だけでは肌が乾燥してしまうので、乳液でしっかり保護することが大切です。手順は化粧水がなじんだ肌にまんべんなく塗るだけ。ベタつきが気になる人も乾燥が気になる人も乳液をスキンケアに取り入れて、すこやかですべすべの美肌を手に入れましょう。
