ハロウィンの季節が近づいてくると、「今年はどんなメイクにしようかな」と悩む人も多いでしょう。ハロウィンでは、普段のメンズメイクとは異なり、特殊系のメイクを施します。
血のりやドーランなど普段使用しないアイテムで傷をつくったり、キャラクターに扮したメイクをしたりと、慣れない人もいるのではないでしょうか。
今回は、ハロウィンでおすすめのメンズメイクを紹介します。簡単にメイクできる方法やおすすめのアイテムも紹介しているので、参考にしてみてください。
ハロウィンメイクにおすすめの道具
ハロウィンメイクは、普段のメイクと目的が異なるので新たに買い足す必要があります。
ここでは、ハロウィンメイクに欠かせない代表的な道具を紹介します。
血のり
ハロウィンメイクで活躍するアイテムのひとつは血のりです。ゾンビメイクや傷メイク、ヴァンパイアメイクなど、幅広いハロウィンメイクに使用できます。
赤色のペンや絵の具などでもメイクは可能ですが、リアルなハロウィンメイクをしたい人は血のりを使用するのがおすすめです。
白粉(おしろい)
肌を白く塗る白粉(おしろい)もハロウィンメイクをする上でおすすめのアイテムです。ドラキュラメイクやピエロメイク、ガイコツメイクなど肌全体を白く塗るハロウィンメイクに使用できます。
白粉は「ドーラン」とも呼ばれ、舞台演劇の代表的な化粧品なので、カバー力や付着力の高さが特徴です。
また、クリーム状の油性のものが多いことから、白塗りメイクをしてもクレンジングできれいに落とせます。
メイクブラシ
ハロウィンメイクは、傷や血、血色の悪さなどを細かく表現することが多いため、メイクブラシがあると便利です。指で塗ることもできますが、ぼかしや陰影などをリアルに表現したいなら、ぜひ揃えたおきたい道具です。
メイクブラシには、フェイスブラシやチークブラシ、シャドウブラシ、シェーディングブラシなど、いくつか種類があります。セットになっているものや、100円ショップなどでハロウィンメイク用に買い足すのもおすすめです。
化粧下地
ハロウィンメイクで肌への負担が心配な人は、化粧下地を使用しましょう。
ハロウィンメイクは、通常のメンズメイクのように肌をきれいに見せることが目的ではありません。キャラクターの雰囲気を演出するため、直接肌にべた塗りするメイクがいくつかあります。
たとえば、ドーランは直接肌に塗る方が密着できて化粧崩れを防げますが、肌への負担も少なくありません。肌が弱い人や敏感肌の人は、化粧下地を塗ってからドーランなどを塗るようにしましょう。
フェイスシール
「本格的にハロウィンメイクをするのは勇気がいる」「ワンポイントでハロウィンメイクを楽しみたい」という人は、フェイスシールがおすすめです。
フェイスシールには、傷シールや縫合したシールなど、さまざまな種類のものがあります。何枚かセットになっているものもあるので、シールを組み合わせて好みのハロウィンメイクに仕上げてみましょう。
ハロウィンでウケるおすすめのメンズメイク
ハロウィンでは、さまざまなメンズメイクができます。ヴァンパイアやゾンビ、ドラキュラなど定番で簡単にできるハロウィンのメイクを紹介します。
ヴァンパイアメイク
メンズに人気のハロウィンメイクのひとつといえば、「ヴァンパイア」のメイク。真っ白の肌に血や傷跡のメイクが痛々しく見え、目元に黒いクマを入れると不気味な雰囲気に仕上がって迫力がでます。
ヴァンパイアメイクの一例を紹介します。
- 下地に白いファンデーションを塗る
- コンシーラーで気になる部分を隠す
- アイシャドウやアイライナー、ペンで目元を黒くする
- 血色が悪めのリップを塗る
- 血のりや傷跡シールを貼る
ゾンビメイク
ハロウィンメイクで、多くの人がトライするゾンビメイク。男女問わず人気がありますが、メイクが難しいというデメリットもあります。
ここでは、簡単にゾンビメイクに仕上げる方法を紹介します。
- ファンデーションに濃いめの青色を混ぜて血色の悪い感じに顔全体に塗る
- 黒のアイシャドウで頬骨やこめかみ、目の周りに線をひいてぼかす
- パウダーで肌のベタベタ感を抑える
- 傷をつけたい場所に顔に塗れるグルーのような接着剤を塗る
- 接着剤が乾いたら、接着剤をめくる(肌の皮の役割)
- めくったところに皮がめくれたような筋肉の繊維や血を描く
- 血のりで口や好きな部分に血を描き足す
海賊
海賊メイクも男性に人気のハロウィンメイクです。とくに、映画の『パイレーツ・オブ・カリビアン』の「ジャック・スパロウ」は、流行関係なくハロウィンで仮装している人を見かけたことはないでしょうか。
ここでは、簡単にできる海賊メイクの方法を紹介します。
- 日焼けした感を出すために濃いファンデーションを塗る
- 濃い茶色のアイシャドウで頬や鼻筋、こめかみに置く
- ブラシでぼかす
- 黒のアイライナーで目の周りを縁取る
- 綿棒でぼかす
- つけひげやウィッグ、バンダナをつけて完成
ドラキュラ
ハロウィンメイクでは、ドラキュラも定番です。八重歯や白い肌、不気味な暗い目元などが特徴で、可愛い系のメイクからセクシー系のメイクまで、さまざまなドラキュラが再現できます。
簡単なドラキュラのメイクを紹介します。
- 白っぽい雰囲気が出るファンデーションを塗る
- アイシャドウで目の周りのクマを描く
- 血のりで口から血が出ているように描いたり、付け牙をつけたり、ドラキュラ風に仕上げる
これなら誰でも簡単にできる!傷メイクの方法
ハロウィンメイクでリアルさを表現するために、傷メイクは欠かせません。フェイスシールで傷をつくることも可能ですが、ティッシュを使用するだけで簡単に再現できます。
- アイプチでつくりたい傷跡の形を線で描く(楕円形など)
- 傷跡の形に沿って薄くティッシュを貼る
- 貼ったティッシュの内側に細く丸めたティッシュを貼る(傷口)
- コンシーラーやリキッドファンデーションなどでティッシュと肌の色がなじむように塗る
- 赤と青のアイシャドウをティッシュの上に塗ってアザをつくる
- 内側に赤や黒を重ね、傷まわりを赤色で塗る
このように赤いグロスを使用したり、血のりを使用したりするだけで、リアルな血の雰囲気を演出できます。
ハロウィンで使えるメイクアイテム5選
ハロウィンメイクにはどんなアイテムが必要なのかわからない人も多いのではないでしょうか。ハロウィンメイクは普段のコスメで使用しないものが多いので、まずは安価で購入できるものがおすすめです。
ここでは、ハロウィンで使えるメイクアイテムを紹介します。
CCINEE ハロウィン タトゥーシール 30枚セット
縫い傷や爪裂き、傷跡、眼球、蜘蛛、ネジなど、ハロウィンに使用できるあらゆるパーツがセットになっています。さまざまな箇所に自由に貼れるので、好みのハロウィンメイクが再現できるでしょう。
また、シールを友人や家族とシェアして楽しむのもおすすめです。
クラッセ リアルっ血
本物そっくりな色味にこだわって開発された血のりです。容器をそのまま血のつけたい部分に垂らすだけで、リアルな傷メイクが完成します。
また、この商品の特徴のひとつは水で落とせること。失敗しても肌や衣装についた血のりを水洗いで簡単に落とせます。
量もたっぷり入っているので、何度でも使用可能なのもおすすめのポイントです。
舞台屋 白べた ドーラン ホワイト 20g
なめらかなテクスチャーでよく伸びるように、塗りやすさと白色にこだわりぬいてつくられたドーランです。少量でもしっかりと白く仕上がり、トーンアップ効果も期待できます。
また、塗る量を調整して好みの白さにすることが可能です。落とす時は、普段使用しているクレンジングで簡単にオフできます。
OPI マニキュア 2本セット オレンジ & 黒
オレンジとブラックのマニキュア2本セットです。オレンジとブラックを交互に塗ったり、右手にオレンジで左手にブラックを塗ったり、さまざまな使い方でハロウィンネイルを楽しめます。
「ハロウィンメイクは勇気がいるけどなにか少しでも取り入れたい」「普段からネイルをしているけどハロウィン仕様にしたい」という人におすすめです。
メイベリン リップ フラッシュ BK01 シアー ブラック
ツヤ感と深みのあるダークカラーを演出できるリップです。透明感のあるシアーなテクスチャーなので、うるおいとツヤのある仕上がりを再現できます。
シアーブラックとはいえ真っ黒ではなく、ほんのりダークに色補正してくれるリップなので、手持ちのリップの上に乗せると暗めに仕上がります。
簡単にできる本格ハロウィンメイクで2023ハロウィンを楽しもう
ハロウィンメイクは、さまざまなハロウィン用のアイテムを揃えるだけで簡単に実現できます。
とくに、フェイスシールやドーラン、血のりなどは、ハロウィンメイクに欠かせません。メイクや傷跡の作り方をマスターすれば、ゾンビやドラキュラなど、ハロウィンで人気のキャラクターをリアルに再現できます。
好みのハロウィンメイクで、2023年のハロウィンを楽しみましょう。